【整備】フロントのフロアジャッキアップポイントに関して

ラダーが無い場合、フロントのフロアジャッキアップポイントを使うのが非常に難しいので、その際にどうやってフロアジャッキポイントを使うか？の備忘録。

古い車種だとジャッキアップポイント以外でも持ち上げちゃう事があったけども、FL5はサイドステップがフロア側まで回り込む形状となっている為、サイドのジャッキアップポイント以外にジャッキをかけると、サイドステップの破損の原因になります。

そこで、手数的には面倒ですが、以下手順でラダーが無い場合でもフロアジャッキポイントを用いてジャッキアップする事が出来ます。

リアのサイドのジャッキアップポイントを使って車両をジャッキアップする（左右どちらからでも可）

シャーシの剛性があるので、リアのサイドのジャッキアップポイントで車両を持ち上げる事で、フロントサイドのジャッキアップポイントも持ち上がる為、リアの再度のジャッキアップポイントを用いて車両を持ち上げて、フロントのサイドのジャッキアップポイントにウマをかける。（左右順番どちらからでも可）

フロントサイドのジャッキアップポイント左右にウマをかけると、フロントのフロアジャッキアップポイントにフロアジャッキが入るようになる。（はず。）

車両下を覗き込むとわかるけど、フロントのアンダーパネルより車両後方部分にくぼみが見える。そこがフロアジャッキアップのポイントとなる。

かなり奥まってるので、低いタイプのフロアジャッキがお勧め。

任意の高さまでフロアジャッキで持ち上げて、あとはサイドのジャッキポイントのウマの高さを調整すれば、足回りの作業などもやりやすくなる（はず？）

フロアジャッキをフロアに入れてる時は絶対にジャッキの棒を抜かないこと。

ポンプ部分が跳ね上がり、フロアジャッキの油圧が抜けなくなります。