アンダーコート剥がし
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
ロールケージを取り付ける為にはアンダーコートの1部を剥がないといけなくて、どうせ剥がすなら軽量化も兼ねて全部剥ぎ取ってしまおう!と、前々から施工してみたかったアンダーコート剥がしを行いました。
用意したのは……
・ハンマー(カナヅチ)
・タガネ(結局使ったのは10mmのモノ、1本だけ)
・スクレーパー
・灯油(1ℓ)
・ウェス
・ゴミ袋
・掃除機
・錆止め塗料(塗るためにローラーを使用)
2
センターコンソールやシートやドア周りの内装、カーペット、防音の発泡スチロール等全て外し車外へ。
初めてカーペットを全部剥いだけど…溶け出したアンダーコートにカーペットの防音材の繊維がこびり付いていて汚い。
アンダーコートが貼ってある場所は…
・運転席…足元とその先のペダル下の2カ所
・助手席…足元とその先の2カ所
・フロント側センタートンネル…バルクヘッドからサイドブレーキ付近まで。
・リア側センタートンネル…後部座席足元の真ん中。
・後部座席足元…左右各2カ所づつ。
…計10カ所です。この他、リアタイヤハウス上に鉄板で覆われたアンダーコートがありますが、今回は施工してません(後日、ロールケージ取り付け時に施工しました)。
ちなみに、リアの足元に貼ってあるアンダーコートはフロントに貼ってあるのとは違い薄く柔らかいモノでした。
あと、みんカラを覗いてて気付いたコトが。
他の方のアルテと比べてみると、私のアルテはアンダーコートが貼ってある場所や形状が違いました。恐らくは前期型と後期型の違いかと思います(またはグレードかも?)
後期型と思われる方のを見ると、左右のフロントシート下にも貼ってあったりセンタートンネルはリアまで1枚もの(?)で形状が違ってたり。
3
タガネとハンマーを使い、トンテン♪カンテン♪とアンダーコートを剥ぎ取って行きます。コツを掴めばスイスイと剥がせます。残ってしまったアンダーコートのカスは、灯油を染み込ませたウェスを使ってゴシゴシ拭けば綺麗に取れます。
チマチマと地味な作業ですが何だかとっても楽しかったw
1カ所剥ぎ終わる度に灯油で拭いたり、剥いだ欠片はその都度ゴミ袋に入れていけばベタ付きで困るコトは全く無かったです。
※冬場に行う方が楽に綺麗に剥がせるみたいです。が、私のアルちゃんは年数の経った15年選手の為なのか、この時期でも割りと楽にパリパリと綺麗に剥ぎ取れました。
流石に30℃超えの炎天下では触っただけでグニャグニャと柔らかったので行いませんでしたが、気温が25℃前後の雨天時や夕方からなら楽に剥げました。
それと、タガネを打ち込む時はフロアを打ち抜かない様にタガネの角度とチカラ加減に注意!(アンダーコートがどんな物か分からなかった友人に手伝わせたら見事に打ち抜き、穴を空けやがりました)
https://minkara.carview.co.jp/userid/459331/blog/33611235/ 4
アンダーコートを剥いでいる途中で、エアコンユニットから水漏れが起きているのを発見!
エアコンを修理するにはダッシュボードを取り外しエアコンユニットを取り外さなければいけなく、どうせ取り外すならとバルクヘッドの遮音材も全て取り除きました。
※バルクヘッドの遮音材は割るコトが出来るので、工夫すればエアコンユニット後ろ以外の遮音材を全て取り除けます。
5
エアコンユニットの真下で剥がすコトが出来なかった少々のアンダーコートを除き、全部剥いだ状態。
グレーの部分がアンダーコートを剥がした所です。茶色に見えるのは錆ではなく、アンダーコートがコーキングに染み込んでる茶色です。
アンダーコートを剥ぐコト自体は楽チンなのですが、なにぶん低い所の作業なので剥ぎ取る時のタガネを打ち込む体勢が腰痛持ちにはツラかった。更には、何度もタガネを打ち損じてトンカチで自分の左手を叩いてしまい、左手にはすっごい打撲痕と骨折した様な腫脹がw
その他にも蚊との戦いの為、蚊取り線香を焚いて作業してました。
しかしまぁ…ぶっちゃけ。アンダーコートを剥ぐよりも、車内をドンガラにする作業の方が大変で面倒でした。
6
掃除機かけたら、パーツクリーナーを吹きテキトーに脱脂。塗装して見た目綺麗にして乾いたら、カーペット等を戻して終了。カーペット裏の防音材や発泡スチロールは、カーペットの弛みが出るのが嫌だったので取り除くのはやめました。
チマチマと作業をしてかかった時間は…シートやカーペット・ダッシュ等、ガラガラにする為の部品外し・再取り付けが約2時間、アンダーコート剥ぎと拭きあげ・仕上げも入れて約6時間、バルクヘッドの遮音材取るのと掃除も含めて1時間で、計9時間くらい。
まぁ作業時間の約1/3くらいは休憩なんですがねw
7
フロアの足元とセンタートンネルのアンダーコート。
全部で6.8kg!
まぁ、家庭用の体重計だから多少の誤差はあると思うけど。
8
バルクヘッドのエアコンユニットの後ろを残してむしり取った遮音材の残骸。
5.8kg。
※後日、エアコン修理ついでに残った遮音材を全て取り除きました。遮音材は全部で6.0kgくらいの重量かも。
アンダーコートと足すと12.6kg!
(カーペットとかの裏に付いてる防音材も剥ぎ取れば、気持ち稼げるかも)
まぁ誤差と塗った塗料を考えても、確実に10kg以上は軽くなったのかな?
おおー。(・ω・)
純正ボンネットを、社外FRPボンネットに交換したのと同じ位の軽量化したコトになる。
あと、車内に入って来る騒音はギア音・小石の跳ねる音・水しぶきの音が多少大きく聞こえる様になりましたが個人的に不快までは感じません。
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