シート再生、中身だけよ（涙）作戦

予定外の整備でシート取替の予算を使い果たしてしまったため（汗）とりあえず乗り心地の改善だけを目指して、『シート再生、中身だけよ（涙）作戦』スタートです。


まず分解。シートカバーは洗濯機行きです。

ちなみにうちの2CVは、ドイツ仕様を並行輸入したものらしく、ドライバーズシートがリクライニングします。

予算節減の為、専用のゴム輪（左）はあきらめ、カブのチューブを輪切りにしたもの（右）で代用です。バイク屋さんで廃棄品をもらってきました。

ゴム輪を取付ける金具も再利用です。手、痛い。

カブのチューブは内径が専用品より若干大きく弾性も緩めなので、1回〜２回ツイストして取付けました。一脚につきチューブ一本弱です。

なぜか金具が足りなくなったので、番線やインシュロックで代用したところも。

座面ベースの麻布の様なものは、奥さんにジーンズ用の糸でほころんだ部分を直してもらいました。シートカバーも大整形手術。感謝です。

全てのゴム輪を取付けたら、シートフレームにボンドを塗り、ウレタンフォーム（厚さ15mm、60cm角）を貼付けます。接着時の固定は100均の洗濯バサミ。はるぞぅさんに教えてもらいました。シートフレームのサイズにバッチリです。

後はシートカバーを被せて、本来はホグリングと専用のプライヤーで固定する様ですが、ここも経費節減、凧糸を二重にして縫い付けました。


そして座ってみると・・・極上の掛け心地でした（^^）満足度高し！

作業開始前のこと。某ディーラーさんで、ピカピカにレストアされたチャールストンに座らせてもらいました。

このクルマ、私が2CVを買うキッカケになったものなんです。

新車時の状態をイメージするのに助かりました。ディーラーさん、ありがとうございました。