現在進行中のフロントドア・バッフル製作で
デッドニングによる出音の変化に戸惑いながらも、今回カナリイイ感じで結果が出ましたので
皆さんにご報告いたします!( ^ω^)
(長文です!)
このデッドニングっちゅうものは・・・確実にコツがあります。
まあ、シロートの私がどんだけイイ音出してるのかって話ですがそれは置いといてw
大まかな流れとしてはこんな感じ。
① デッドニング施工してあろうがなかろうがまず現段階の音を把握する。
② イコライザーをいじくり倒しこれぞベスト!というEQセッティングを見つける。
③ EQでマイナス側に調整してある周波数の正弦波を流してインナーパネルの制震処理をする。
④ 中高音は拡散させる。
こんな感じでしょうか☀
①は少々言い方が強引でしたか?w
やはりインナーパネルのホール塞ぎはした方がイイと思います。
スピーカーの背面音の遮断という意味では必須と考えます。
ビッチビチに塞いでいくと開放感のない詰まった感じになりました。
程度の問題でしょうね。私はスピーカーから遠いところを選んで徐々に穴を広げていき
良い感じになりました。
スピーカーの動きが解放される感じ。
②は重要です。そして時間もかかります。と言うか時間かけた方が良い。
これぞベストセッティングと思っても次の日聴くと??だったりする事ありますよね(´・ω・`)
何種類かセッティングをメモリーするか手書きでメモっておくと良いですね。
次の制震処理での目安になります!
ちなみに私のEQは13バンドです。
③こそがキモと言っていいでしょう!
まず、自分で作ったベストEQを見て下さい。
マイナス側に振ってある周波数に注目。
マイナスに振ってあるって事はその周波数の音は出すぎてるって事。
低音域はパワーがある(ドアを振動させる)ので、仮に200Hzをマイナスにしてる人は
その周波数付近でドアが共鳴して出すぎているって事。(もちろんそれだけが原因ではないです)
ならばその周波数の 「音を封じ込める=殺す!」 これがデッドニングの名ノ所以だと思います。
具体的には200Hzならばその周波数の正弦波を流し、インナーパネルを手あるいは棒などで
押さえ、音が小さくなるポイントを探します。
多くはたくさん振動している部分を押さえると音量が下がりますが、逆に音量が上がる所もあるの
で注意して下さい。
めでたく減衰する部分を発見したらそこにレジェトレックスなどの制振材を貼ります。
私は80Hz,200Hz、315Hzでこの作業をして好結果を得ました♪
どうです?簡単でしょ( ^ω^) 正弦波はYouTubeなどでも手に入りますよー
※補足ですがこの作業をする時はイコライザーをフラットにしてから作業してください。
又、この作業でしっかりデッドニング出来ればEQがフラットでも自身のベストEQと同じ状態になるという寸法です(^^)
④ですが、中高音は③の殺し作業が通用しません。
というのも、低音に比べればパネルを振動させるだけのパワーもなく、実際800Hz位から上辺りの
周波数はよほど共鳴でもしない限り振動が来ません。
ならどうするかと言うと、拡散です。
例えば、ドアを究極にデッドニングしてインナーパネルも鉛漬けにしたとします。
でも盛大に音が車内に漏れてくる場所があります。どこでしょう?
それはスピーカーコーンです。
いくらインナーパネルを鉛で遮音しようともペラペラのコーンからエンクロージャー内の音が
車内に入っちゃいます。なのでスピーカー背面に拡散材を付けてコーンに跳ね返ってこないようにし
ます。レアルシルト・ディフュージョンが有名&定番ですね。
私はビンボーなので自作オリジナルですwでも効果ありです!
→コレ
スピーカー背面に吸音材を貼った事も有りますが、最初はしっとりと良い音に感じましたが高音も
しっとりしちゃってボツ。結局拡散のみの方が好みでした。
どうでしょう。私みたいなドシロートが偉そうに書きましたが、
このやり方でカナリ良い結果が出たのは確かです♪
制振材は10X5cm程の短冊を1周波数につき1ないし2枚ほど貼りました。
プロは実際に音楽を流しながら貼っていくそうですが私にはムズかったです(((((´Д`)
このやり方が簡単&確実と自負しておりますw
低音が出てるのと、ダブついてるのとでは質が違います。
EQ調整してもどうも良くならないって感じた時は試しては如何でしょうか=ヽ(^O^)ノ
Posted at 2014/11/11 22:54:09 | |
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