W205後期のブレーキフルード交換

キャリパー塗装をする際にブレーキパイプを外したのでブレーキフルードを交換しました。

フルードは純正を買いました。
フルード交換を一人で行うため「良匠のブレーキフルード補充機」を使ってみた。

この補充機の仕組みは、給水口を下にして開閉バルブを開けるとボトル内部のフルードが落ちるが、給水口に溝が切ってあり車体側のフルード面で止まると言うものだ。

フルード容量は500cc以上はいるのでなくならないように注意してさえいれば車体タンク内にエアが混じることはない。

ブレーキフルード交換はフルード位置から最も離れた箇所から近い場所まで順にフルードを潤滑させながら排出してエア抜きをするようだ。

私はコンプレッサーがあるので、ブレーキフルードチェンジャーと接続してエア抜きまでやってみた。

先に11mmのフレアレンチをキャリパー側のフルード排出口のボルトにかける。
この時、緩める方向に回せるようにかける。

次にチェンジャー側のホース先端のゴムの接続口をキャリパー側のフルード排出口とつなげる。

コンプレッサーがONならチェンジャーのバルブを開けて吸い込み始める。
フルードが貯まるのはチェンジャー側のタンクなので問題ない。

ボルトを緩めると同時にボルトを少し緩める。

ブレーキを踏まないとなかなかブレーキフルード、エアは排出されない。

イグニッションOFFでもなかなか出ない。
イグニッションONでも問題ないのでエンジンをかけてブレーキペダルを何度も踏む。

この時、チェンジャーのタンクがいっぱいになったり、補給タンク側のフルードが無くならないように必ずみながらブレーキを踏む。

何度も踏んで補充タンク側がなくなる寸前まで踏み続けた。

途中、エアが出てこないかも見る。

私の車体は右ハンドルでフルードのリザーブタンクも右前だ。

左後ろ、右後ろ、左前、右前と順番にエア抜き作業を繰り返した。。

都度、何度もチェンジャーのタンクに溜まったフルードを排出して、新しいフルードを補充タンクに入れた。

実は何回か分は様子を見ながら補充タンクに戻した。
なぜならば、まだそんなに変えてから時間はたっていないからだ。

とはいえ、左後ろの排出したフルードと新品のフルードと比べてみた。

安っぽい検知器だが、まず色が違う。
検知した色も異なった。

フルード交換ができたと思ったときに、再度、測って新しいフルード並みになったことを確認できた。

フルード交換は交換したら安心ではない。

実際、試走したら1回目はエアかみしていた。
エンジンをかける前はしっかりした踏み心地のブレーキだがエンジンをかけて少し走ると遊びしろはヌワっと抜けた感じになってしまった。

想像だが、フルード交換時にエンジンをかけている時間が短く、ABSまでフルードが回らなかったのではないか。

ネットを調べてもABS付きのフルード交換の詳細は出てこない。

とにかくフルード交換はちゃんとできた。
ブレーキフルードのリザーブタンクの容量を確認して終わり。

ちなみに、この作業は自分でやるならば自己責任のようだが、整備免許が無いと人のはできないことになっている。

危ないもんね〜