w205のロックしたままの左リアのパーキングブレーキを9V電池で解除しながらパッドとローター交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
パーキングブレーキがかかったままだったキャリパーは、9V電池でアクチュエーターを動かすというYouTubeネタのおかげで無事にピストンが緩んだ。
とりあえずピストンが緩んだだけなので、本題の低ダストパッドと新品ローターに交換してみる。
パッド抑えが何回やっても取りにくい😭
誰か簡単な方法を教えてください。
2
まずは、キャリパーサポートの2本のボルトをメガネレンチ18mmで外す。
このボルトはとてもキツく締めてある。
3
リア右と左では勝手が違うが、とにかく樹脂ハンマーで引っ叩いて外す。
ちなみに、ウマは気持ち程度にどこか車体が落ちた時の支えになればと考えただけ。
リアの左右共にジャッキポイントにジャッキをかけて上げているだけです。
4
キャリパーサポート?が外れました。
パッドも無事に外せました。
左が新品の低ダストパッド。
右が今までのパッド。
比較すると減っているように思いますが、まだまだ使えそうな気がしました。
5
ローターを固定している星型の短いトルクスネジを外しました。T-30でした。
ちなみに、ローターが落ちないように車両に付いてきたホイール交換用ボルトピン?を付けておきました。
トルクスネジをはめる時にローターが回転するので、付けっぱなしにしました。
6
外れたブレーキローター。
放置となってから雨が降ったので錆が出ています。
これまた、まだ使えそうでしたが、新しいローターを見ないで買っちゃったので交換します。
7
新しいブレーキローターを付けました。
トルクスネジで押さえます。
ハブがあるにしても、これだけで留まっているんですね〜
トルクスネジは大事だなぁ。
この防錆塗装みたいなのって何の塗装かな?
走り出しは止まりにくいんだろうなぁなど考えましたが、そのまんま。
8
キャリパーサポートをはめます。
これが大変。
メガネレンチでボルトを入れましたが、ここはトルクをかけたい場所。
しかし、ボルトを差し込んだ後にソケットが入らない。
差込角9.5と12.5のトネの18mmソケットを持っていますが、左リアはロッドや樹脂パーツなどかあたり難しい。
差込角12.5の方が短いので、トルクレンチに付けてトルクをかけました。
車両が工場みたいに上がっていればやりやすいと思いますが、この状態でトルク60Nmをかけた後に45°まわすのは大変。
トルクレンチで60Nmまでかかったので、あとはメガネレンチに替えて出来る限り樹脂ハンマーで回し増ししておわり。
9
キャリパーは、9V電池でそこそこピストンは戻っていましたが、ピストン戻しを使っても完全には戻りません。
また9V電池でアクチュエーターを操作しました。
パーキングブレーキが外れるくらいは出来ていましたが、当たり前にまだ完全ではありませんでした。
ピストンシリンダーは縮んでいてもピストンパッキンが戻っていくのは目に見えません。
なので、ピストン戻しをかけたまま、9V電池を回して、ピストン戻しで戻していきます。
10
せっかくなので、アクチュエーターを外して回転軸まわしでピストンシリンダーを戻してみました〜
アクチュエーターの固定六角ボルト2本を外して、そのままアクチュエーターを上に外すだけです。
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ぱかーん!無事にアクチュエーターが外れました。
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アクチュエーターが外れたら、回転軸にE型ソケットをラチェットレンチで時計回りにするとピストンシリンダーが戻ります。
ピストンのブーツの動きではわかりにくいですがピストン戻しをかけておいて、シリンダーを戻したらピストンを戻せば良いということです。
他にもアクチュエーターをキャリパーから分離せずに戻り切らなかったピストンを戻す方法があります。
ピストン面の2つの凹み部分をマイナスドライバーやピストン戻しの突起が合うものがあれば時計回りに回します。そうすればピストンは収まるはずです。
あぁ、これさえ知っていれば壊さないで済んだのになぁ😭
ピストン戻しを使っでも、ピストンが戻らないという事はかなりあると思いました。
それは、ピストン戻しの突起が合わないものや板状のものを使うから戻らないのだろう。
13
ピストンブーツまで、きっちりピストンを戻せました!
アクチュエーターとキャリパーを合体です。
合体の際に回転軸がずれて、アクチュエーターがキャリパーにはまらないことがあります。
慌てず、E型ソケットで少し回して軸のネジが合うようにすればはまります。
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新しい低ダストパッドに見よう見まねでグリスを塗りました。
実はよくわかっていませんが、グリスはブレーキ用です。
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パッドをキャリパーサポートに引っ掛けキャリパーをはめ戻します。
RHDの左リアはセンサーがないので、このままはめる。
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六角7mmのBT3 7Sかな?工具でキャリパー自体のボルト2本をはめていきます。
はみ出たグリスを綺麗にしておきました。
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最後にAliExpressで買っておいたパッド抑えをはめました。
付ける時はかんたんに手ではめられました。
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左リアは無事に低ダストパッドと新しいローターの交換が出来ました。
右リアとの違いはセンサーがあるか無いかだけです。
今度、ホイール&タイヤを洗って、外していたスペーサーを付けてみよう。
あとは、新しい右リアのキャリパーが届けば、作業が進みます。
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