暗電流(待機電流)測定
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
最近、バッテリー交換したにもかかわらず、セルの回りが怪しく、寒いのもあいまって、完全にバッテリーを上げてしまいました。2~3週間、エンジンを掛けないと上がり気味になるといった症状は以前からあったので、暗電流(待機電流)を測定してみました。
2
クランプリーカーはもちろん、1Aレンジのテスターも持っていないので、先ずは、10Aレンジを持つアナログのテスターで測定したところ、微動だにしない・・・。10Aレンジでは、動くはずもないと最初から思っていましたが、このテスターの次のレンジは、いきなり飛んで250mA。
ダイヤルをくるっと回して、250mAレンジに合わせると、針が振り切れてしまいました。「あー壊れる壊れる・・・」と思いましたが、他に測定出来る物も無いので、やむなく決行。
3
どの系統から漏れているか調べる為に、エンジンルーム内ヒューズボックス内のヒューズを1ケずつ抜いていきました。すると、いきなり3ケ目のヒューズを抜いたとたん、電流値が下がりました。ちなみに、「ルームランプ」のヒューズでした。
4
いきなり電流値が落ちたのでMAX200mAのデジタルテスターに変更。元々、どの位暗電流があったのか分かりませんが、14.71mAまで落ちました。最近の車はイモビとか、ナビとか、ETCとかで、40~50mA位あるあるらしいです。
5
漏れているであろう「ルームランプ」のヒューズが何の系統であるか調べる為に、「ルームランプ」のヒューズを抜いたまま、一旦、テスターを外してマイナス端子を繋げ、イグニッションON。点かないのは、ナビ、ETC、時計、ドアカーテシブザー。もちろんルームランプも。常時供給電源が要らないものですので、想像してましたけどターボタイマー、追加メータは大丈夫でした。
6
車内に、ラジオ・ライターのヒューズがあったので、このヒューズを抜き、エンジンルーム側の「ルームランプ」のヒューズを挿して、同様に測定すると、振り切れました。と言うことは、ナビと、ナビから分岐しているETCの線は消えた。ついでに、シガーライターも。
ちなみに、シガーライター電源の機器で短絡させて、車内のラジオ・ライターのヒューズは切れてなく、エンジンルーム内の「ルームランプ」のヒューズが切れている事に気付かないで、オーディオと時計が・・・って相談された事があったっけ・・・。サイノスだったけど。
7
残るは、時計とドアカーテシ関連。ドアカーテシスイッチから漏れているって事もたまにあるので、こちらも要チェックですね。一番怪しいと思ったのが、時計。ラジオ・ライターのヒューズを抜いてアクセサリーONで、表示が完全に消えていませんでした。電圧の足りないランプのように光量半分位でボヤァーっと。多分、完全に消えていないといけないはず・・・。
今日は、寒かったので、作業はココまで。なんとなく、そこまで深刻ではなさそうだったので、一安心。冬眠する車なので、バッテリーのマイナス端子を外しておしまい。積雪で今シーズンのサーキット遊びは終了のようです。
多分、これが原因でM○販売のドライバッテリーを3ケ、パーにしました。
最短は、3ヶ月。長くても9ヶ月位。
ついでに今回のも合わせてブルーバッテリーが2ケ
もっと早く原因追求しておけばよかった。
8
’11/12/29 追記
時計外して、暗電流を測定しましたが、電流値は高いままでした。ついでに、カーテシスイッチも。
作業中に、ふと・・・。シガーライターって、常時供給電源だったっけ?と。
車内のラジオ・ライターのヒューズを抜いてテスターを当て、電圧を測りましたが、0V。・・・キーをひねってACCにすると12Vが立ち上がって来たので、社内のラジオ・ライターのヒューズ間はアクセサリー電源の模様。失敗失敗!。カーナビ、ETCの線も否定できなくなりました。
ナビつける前から、バッテリーが上がり易かったんだけど・・・。ちまちま原因追求して行きたいと思います。
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