PIAAバーナ断線・・・
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
1時間以内 |
1
昨日の夜、ちょっと外出した時にトラックのメッキバンパーを見て気が付きました。左のライトが点灯していない・・・。HID化してから着けっ放しで、ありがちなアース不良でも起こしているのかな?と思い、帰ってからチェックしました。ライトONするとバーナー点火しない時に起こる「バチバチバチ・・・」という音、その後にフェールセーフで電源遮断するので止まりますが、明らかにイグナイターか、バーナーの故障。おまわりさんに止められない内に、何とかしようと今日見てみると、根元からGND線が断線していました。
2
なんとも微妙な位置で断線。
全て切れていたわけではありませんが、配線の途中でも芯線が切れた断線を起こしていました。この線を繋ぎ直して補修しようと思っていましたが、あえなく撃沈。
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とりあえず、バーナー本体の熱収縮チューブを少しだけカットし、被覆を剥きました。自分の持っている工具ではこの辺まで剥くのがいっぱい、いっぱい。PIAAのバーナーは、熱収縮チューブで巻いて保護してあって、「大陸製より見た目が悪いなぁ~」とか思っていましたが、今回に限って言えば、感謝感謝・・・・。
4
画像が、見えにくくて申し訳ありません。一応、剥いた被覆が写っています。
根元だけあって、長さも取れずやり直しがきかない緊張の一瞬でしたが、何とか芯線を一本も切ることなく、被覆を剥くことが出来ました。あまり知られて無いようですが、流せる電流値が変わってくるので芯線は一本でも切断してしまうとアウトなんです。職業病ですね。友人はバンバン被覆の中に芯線を残してますが、やっている作業は信号線ばかりなので、友人関係を壊さない為に横から口は挟んでいません。心の中では・・・ですけどね。ちなみにバーナーの導線は意外と細く0.5sqくらいで特に特殊なものではありませんでした。HIDは電圧は高いですが電流は低いので当然といえば当然ですね。
5
補修はいつもの突合せスリーブ&熱収縮チューブ。ホムセンで手に入る突合せスリーブには容量は別として長い物と短い物の2種類あります。バーナー根元の部分は作業上厳しかったので長い物を使用し、一次側側、二次側をそれぞれ圧着しました。断線した導線の延長には短い物を使用し、面倒なので、芯線の一次側、二次側を重ねて同時に一発圧着。
この後、収縮チューブを被せてドライヤーで温めました。ライターで温めても良いのですが、私は不器用なので、うまく収縮させることが出来ません。収縮にムラが出来るので頑張って温めると、端部が焦げていたりするので、ドライヤー派です。ヒートガンがあればもっと良いのですが・・・。
6
途中断線していたので、コルゲートチューブで保護。
一応NITTOの絶縁テープですが、単なるビニールテープで端部処理。ビニールテープは、ドライヤーで温めて「ふにゃふにゃ」になった状態から引っ張りながら巻くべし。見栄えの問題ですけどね。
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点灯テスト。6600Kですが、個人的には日常使える限界値です。それでも雨に日は、ちょっと怖いですけど。たまに色温度は分かりませんが、ガスコンロみたいな光(ケルビン数はかなり高い)を放つ車を見かけますが、あれって雨の日はどうなんでしょう?光束量に物をいわせて、意外と大丈夫なんでしょうか?通り過ぎる車が地面を照らすのを見ていて、照度的にはハロゲンより劣っているように見えるんですけど・・・・
あと、ピンク色・・・バーナーが終わりかけのHIDみたいでカッコ悪いと思っているのは自分の身の回りだけ?本人がよければそれで良いんですけどね。私の回りのHIDオタク?はみんなそうは思ってないです(爆)
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切らないと外せないインシュロックは基本、嫌いなので配線止めで固定。配管との共締めも好きではありませんが、途中に止める事が出来る物も無く、また断線されても困るので背に腹は換えられません。
画像を撮るのを忘れていましたが、オリジナルの収縮チューブを少しカットしたので、補強の為に工具箱の隅に入っていた太い収縮チューブを上から追加巻きしておきました。何に使った余りかは忘れましたが、スターレットに付けたオイルクーラーホースのコルゲート端部処理だったような気がします。左側にちょっとだけ写ってます。オリジナルは艶なし。追加した収縮チューブは、艶ありの安物。
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