ラジエータのまるびチューンwww(冷却効率UPと停車中のAC効き向上?)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
通常の車(NA)は、車両前方側にACのコンデンサが装着され、その後ろにラジエータがあります。昭和の車はともかく、現代の車はこの間に隙間が出来ないように工夫されています。
・理由1
空気は抵抗の少ない方に逃げるため、隙間があるとコンデンサを通った空気がラジエータとの隙間から外に逃げてしまい、通過風量が減少してしまう。
・理由2
停車中にACをONにした場合、熱交換はラジエータファンの吸い込みによってのみ行なわれるが、ラジファンはラジエータの後ろ側にあるため、コンデンサとラジエータ間に隙間があるとそこから空気が入ってしまい、コンデンサの通過風量が著しく減ってACの効きが悪くなる。
アルテッツァは、コンデンサとラジエータ間の隙間はスポンジで塞がれているのですが、我がアオテッツァ君のスポンジは経年劣化で、昨年には左側がごっそり無くなって右側も一部無い状況。上も一部ありません。
そんな訳で、暑くなる前に対処する事にしました。
写真は左が車両前方となり、黒いコンデンサと銀色のラジエータ間に、見事な隙間が出来ているのが分かります。走行風はコンデンサを通過したあと、抵抗のあるラジエータより、抵抗の無いこちらの隙間を好むのです。
停車中にACをONにしてラジファンが回ると、この隙間から空気が大量に入るため、コンデンサの通過風量は著しく減少します...。(^_^.)
2
対応としては、純正同様にスポンジ貼れば良いのですが、アンダーカバー外さないと手が入りません。ジャッキアップして、ウマ噛ませての作業となります。
3
かなり隙間があるので、ホームセンターで買ってきたスポンジテープを三重に貼り合せます。段があるのは、コンデンサが何故か微妙にVマウントされ、上と下で隙間が違うため...。アルテッツァにVマウントが採用されているとは、この海のリハクの目を持ってしても見抜けなんだ...。(^_^.)
トヨタのやる事はよ~分からんです。
何の変哲も無い、普通のご家庭用すきまテープなので、耐熱性がやや(かなり)心配ではありますが、耐熱スポンジテープなんて見当たらなかったので、仕方ありません。(^_^.)
もし早々に劣化する様なら、マヂで耐熱性の高いものを探します。
4
スポンジテープを隙間に詰めて、シールの裏紙はがして接着すれば、作業終了♪ 一番面倒なのは、ラジエータに残っていたスポンジカスを、ペーパで削り取る作業でした。
5
ラジエータ上側はこんな感じ...。ここも空気だだ漏れです。(笑)
6
結果的に上、右、左の三箇所を補修。下側は特に穴が開いてなかった事と、構造的にラジエータ外さないと手が入らないため、今回は見送りました。
まぁ、昨年夏は穴空き状況で走っても問題無かったですが、サーキット走行で水温が1度~2度でも下がってくれればめっけもんでしょう。
アルテッツァも初期型は15年経ちますから、オーナの方は一度ご確認してみる事をお勧めします。
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