OCV交換(吸気/排気)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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アルテッツァの3Sの特徴であるDUAL
VVT-i(可変バルタイ)を制御しているのが、OCVです。
で、経年劣化による動作不良が発生すると、バルタイが狂います。結果、パワーも燃費もドラビリも悪化するはずですが、中々体感出来る程の不調にならないのが微妙なところ...。
エンジンチェックランプが点いて発覚する事が多い様ですが、点灯しない事も少なくないようです。
最近、OCV不調のブログをちょくちょく見ますし、アオテッツァ君も22年21万キロ越えてますから、予防保守も兼ねて吸排気共に交換してみました。
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作業自体は極めて簡単なので、一番面倒なのは部品を注文する事。(笑)
おそらくOCV自体は同じ物ですが、吸気と排気で取付ブラケットの形状が違うため、品番も違います。注意しましょう。
・吸気側:15330-74031
・排気側:15330-74041
お値段はかなり高いです。吸排気セットで3万円もします。
安い中華互換品は数千円で購入出来ますが、車の機能部品は純正、もしくは十分に性能や品質が信頼出来る物にする主義ですので、激安中華製に選択の余地はありません。
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これが1.5万円もする、御OCV様(吸気側)の神々しい御姿となります。
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実に高価な部品ですが、交換はコネクタとM6のネジを1つ外すだけの簡単なお仕事♪
ネジ外したら、そのまま抜けます。
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あとは新品OCVを差し込んで、ボルトで固定し、コネクタ接続すれば終了~♪
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排気側も手順は同様ですが、緑色のコネクタを外さないと脱着出来ません。
作業は両方合わせても、10分かかりません。
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作業後はカバー戻して終了~♪
交換後の感想ですが、特に何も変化ありません。そりゃそうです。別に不調で交換した訳でなく、単なる予防保守ですから。
のはずでしたが、走りがスムースになった気がします。実は現在TECIIを装着しているのですが、アクセルの踏み始めが敏感過ぎて、発進時の半クラ時に2000rpm程まで瞬時に回転が上がってしまうのが(ノーマルECUだと1200~1300rpm程度)、少しマシになった様な気がします。同じ程度のアクセル踏み込みなのに、ノーマルECUでは発生しないので、TECIIのセッティング上の演出(レスポンスが良い様に感じさせる)かも知れません。個人的には、極めて迷惑な仕様です。
あと、ゆっくり走りながら二速にシフトアップする時、時折妙にギクシャクする事があるのですが、この症状が発生しなくなった気がします。
この症状もノーマルECUでは発生しないので、OCV交換して直る様なものでも無いと思うのですが...。
この辺りのバルタイマップも、TECIIとノーマルECUで違いがあり、OCVの動作不良が影響していたんですかねぇ。
あと、6速で千数百回転で低速走行する様な場合の、低速トルクが少し増えたような気がします。走り易くなりました。
今までも、油温が適正値(80度前後)になると極低速トルクがアップする感覚だったので、OCVの効果かどうかはまだ不明ですが。
以上、全てプラシーポかも知れませんが、オイル交換しても変化を感じない自分が違いを感じるので、多少は部品がヘタってバルタイがずれていたのかも?
なお、2速全開等では、特に違いは体感出来ませんでした。(笑)
幸か不幸か、大幅なパワーダウンは無かった様子。
OCV交換したらパワーアップしちゃったというような、美味しい話にはなりませんでした。(^^;
とは言え、最近何となくエンジンのパワーが無いとか、フィーリングが良くない等感じる場合は、OHや乗換えの前に試してみる価値あるかと。
アオテッツァ君も、これでクランクアングルセンサ、カムアングルセンサ、水温センサ、コイル、OCVと交換した事になります。あと残るはエアフロ位か。
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