センソリーサウンド分割活用
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センソリーサウンドシステムを入手しました。ヘッドユニットとセンソリー部が分割されているタイプです。試してみると
・高音が割れまくり、ボリューム調整は上手くいかない
・CDはすぐに吐き出す
・ラヂオは正常
・カセットは不明
・ボタン、表示は正常
ということでセンソリー部だけでも復活させることに
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センソリー部の役割は
・左右のRCAレベルの信号を3系統に振り分け(ドア、ヘッドレスト、ボディソニック)
・その他の音場調整
そうなんです、あの薄いユニットの中に3系統のアンプが内蔵されています。
つまり、入力さえなんとかしてやればあとはアンプの復活作業だけとなります。
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古いアンプがおかしくなる原因は
・電解コンデンサーの劣化
・はんだ割れ
が2大原因ですのでそれぞれ対応することに
電解コンデンサーは同じ仕様のものに入れ替え。
アンプは左右にあるので再ハンダ。トランスも怪しいので再ハンダ。その他は太い端子をすべて再ハンダ。
これで試してみると音割れは改善。各音場調整も機能しています。
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ヘッドユニットは生かしたかったのですが諦めて今どきのユニットに。条件はRCA出力があるもの。
センソリーには黒いDIN6極コネクターがありますがそこにRCAと起動用のコントロール(オートアンテナ出力を流用)、アースを繋げばOKです。
DINのアサインは
1-右+
2-コントロール
3-左+
4-右ー
5-左ー
6-アース
ケーブルを自作して接続
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車には4ピンのボディソニック、8ピン、12ピンがありますが4,8ピンはそのまま接続。センソリーの8ピンコード付きにはドア用の出力のみが出ています。
ここで、マツダ車用のコネクターキットが活躍します。キットの8ピンをセンソリーの8ピンに繋ぎます。
12ピンのスピーカー出力と8ピンのスピーカーを繋ぎます。ここで問題はそのままではオスーオスとなるので繋げません。間に変換ケーブル作るか、ピンを入れ替えて対処します。
12ピンにはヘッドユニットとバッテリー、アクセサリー、イルミ、オートアンテナを繋いで完成です。
アースは本体のコードを適当にヘッドユニットに接続も忘れずに。
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これで
・ボディソニックはセンソリーの4ピンから
・ヘッドレストはセンソリーの8ピンから
・ドアはセンソリー8ピンコード付きから
それぞれ出力されます。
ヘッドユニットはボリュームと左右のバランスを担当。
センソリーはボディソニック、その他音場を担当となり復活完了となります。
写真がないので判りつらいですがそのまま廃棄するにはもったいないシステムなのでぜひ修理してやってください。今どきのヘッドユニットでセンソリーが働くのはなんか違和感ありますが感動します。肝はDIN6極の自作のみです。あとはひたすらハンダ作業。
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あとは仕上げとなりますが、センソリーの厚みが3.5cmでした。トータルでは2.5DIN(12.5cm)ですのでヘッドユニットとセンソリーで8.5cm残りは4cmです。
自分はそこにシートヒーター、スマホ用USB,オートアンテナ用のスイッチ、予備スイッチを入れたパネルを自作予定。完成すれば写真上げますがいましばらく時間ください。
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