
完全私見のBMW氷上走行記です。
車はBMW525iツーリング(E61)2006年式です。
スタッドレスはアイスガード。(6シーズンめ)
場所は信州の保養所の駐車場です。
平日なので誰もいないことを確認してのちょい遊び。
表面に雪が残っていますが、その下はカチカチに凍っています。
滑り止めの靴を履いていましたが、用心しないと、人間もスッテンしそうな状況。
さて、ここは斜面になっています。
いくつかのシチュエーションを振り返ってみます。
1.登り
駆動輪である後輪の左右のグリップが異なるとインパネの黄色いサインが点滅し、
DTC(DTS?)が機能しているのが分かります。お尻を振らずに上手に登っていき
ます。少々踏み込んでも大丈夫。さすがっ。
2.左右にハンドルを切る
そのまま左右にハンドルを切ります。アクセルは一定なのですが、コンピューターが
上手に駆動力を後輪の左右に配分しているのか、もしくは駆動そのものをカットして
いるのか。とても安定しています。(怖いのでDTCスイッチオフでは走れませんでした)
3.下り
下りはDTCではなく、ABSの性能が試されるのかもしれません。圧雪路では安定した
ABSでしたが、今回の凍結駐車場の下り斜面では、アー滑りますね。カタカタとABS
は効いていますがやっぱり滑る。これはいい経験。しかも下りでハンドルを切ると、
制動距離が伸びると同時に、やはり想定以上にコーナーリングが膨らみます。実際の
走行時には下りヘアピンの凍結路には充分注意ですね。
4.バックでの登り
今回苦労したのはこれです。50:50の前後重量配分のBMWでも、これはウントモ
スントモ動かない状態になりました。(アクセル踏んでも駆動輪が動かない。。。)
そこで、DTCボタンを長押しして解除しました。(詳細は別記事ご参照)
キュるキュると後輪が空転していますが、前後に車体を揺すって、そのスタック場所
から脱出しました。スタック対策のため新聞紙を4日分ほど携行していますが今回は
使わず。
5.番外編
横滑りの怖さ。広い下り斜面でブレーキを踏みながら、ABSを効かせながら、ハンド
ルを大きく切ってみました。何かハンドルにもコンピューターが干渉したような手ごた
えを感じたような感じないような微妙な状況でしたが、タイヤはグリップを失っていま
せん。さらにもっと大きくハンドルを切ると、とうとう4輪がグリップを失いツーッと横滑
りらしき状態に一瞬だけですが、なりました。横滑り、これは怖いですね。一瞬だった
のは何かが機能したせいなのかもしれません。
【私見まとめ】
これまで、BMWのDTCとABSは想定以上に素晴らしいと思っていましたが、
やはり、凍結路ではスピードの出しすぎと急ハンドルは危険です。
怖さを知ることが大事ですなんですね。過信、やめとこと思ったのでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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Posted at 2013/02/17 20:33:01 | |
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