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テレビの旅番組を見ていたら無性に「伊勢うどん」が喰いたくなりました（笑



大阪で伊勢うどんの専門店は数えるほどしかなく（3店舗くらいか？）、家から小一時間クルマを飛ばしてUSJの近所の「八好」さんへ

うどんはコシが命とか言われますが、確かに本場うどん県のうどんは格別ですが、この伊勢うどんのコシの無さはまた奥ゆかしくて、コシにこだわる固定概念が崩れ去るくらいうまいです

そんな伊勢うどんを食ってたら、レカロシートに関するお問い合わせが・・・



こんな高級なレカロシート（エアバック内蔵）からこれまた高級なレカロのレース用バケットに交換予定だそうで・・・

ドナー車は今どきのフランス車でシートを外しただけで「スパナマーク」や「エアバックマーク」がチカチカ全点灯です（笑

それでもあえて軽量のレカロに交換されるって言うのは、なかなかのエンスー

「その志や良し」値段の多寡にこだわらず新車のような高級車をバラシて自分好みに仕立てる、そこに男のロマンが有るのです、よって快くお手伝いをさせていただきました



高級標準シートの表皮をベリバリ、べりばりと剥がして「着座センサー」なるモノを引っ張り出します
このセンサーをレース用のバケットに仕込んでおかなければエアバックの作動に支障が生じます、たぶん（笑

助手席に着座センサーってのは当たり前ですが、何故に運転席に着座センサーが要るのかは不明ですが、これだからフランス車は油断なりません（爆

「こんなもん取り払ってしまえっ」って安易に外してしまうと、助手席のエアバックにまで影響が及ぶ場合も有りそうなので慎重に・・・

そしてこれまた意味不明な、まぁ意味は有るんですが、スライドセンサーなるモノをバラします
シートスライド量を感知し、ダッシュとシートがあまりに近づきすぎて居ると自動的にエアバックがキャンセルされる仕組みです

たぶん助手席側にチャイルドシート等を装着したり、小さな子供が乗っていたりした時のためのものなんんでしょうが、運転席にそんな小さな子が座って運転する事は考えられないので無くてもいいのではと思ったりしますが、左右のシートを共用してコストダウンを図っているとしか・・・

これも不用意にキャンセルしてしまうと、助手席側のエアバックやはたまたエンジン制御にまで影響を及ぼす恐れがありますので、丁寧に養生してやる必要があります（たぶん無いとは思いますが、念のため）

事があったときコレがために、生きている残りのエアバックまで作動しないとかになったら搭乗者の命にかかわりますから・・・



取り外した着座センサー、こんなセンサー一つのために、百万を超えるシートをもう一つ用意してそれをバラシてオリジナルには手を付けない方が居られたそうです、ちなみにアバンダドールだったらしいですが



最後にエアバックキャンセルの為の抵抗を新設、抵抗値も慎重に見極めてルノー用を作成

ってここまで私がやった事のように書いてますが、レカロシートのプロと共同作業をさせていただきましたのでご安心を



なんせ、国内では珍しくレカロの大きなロゴを背負ってレースしていた事もありますので、いまだにレカロさんとはただならる仲なのです（嘘