災いの元という危機意識の欠落

総務省キャリアで、福島県の被災者支援を担当する復興庁幹部職員が、個人のツイッター上で職務上関係する国会議員や市民団体を口汚く中傷したりするツイートをしていたそうですね(毎日ｊｐ→■)。

まぁ、正直またか…と思わざるを得ません。
つい先日も東京都の偉い人とか、大阪市の偉い人とかのツイッターも問題になったばかりですよね。
ツイッターやFacebook、ＳＮＳの普及で、今まで情報の受け手でしかなかった一般人の我々も、ネットを通じて世界中に自分の思ったコトを自由に発信できる送り手になりました。
でも、「誰でも自由に発信できる」は「何を発信しても自由」とは違いますよね。

酒飲みの場でクダを巻いているのとはワケが違って(酒飲みの場でならナニ言ってもイイというワケでもないですけどね＾＾；)、ネットを通して世界中に発信されているのです。
まして、要職に就かれていたりして注目度が高く影響力が大きい人なら、なおさらです。

政治家のセンセイ方も口が滑って、余計なコト言ったりするコトとか結構ありますけど、発言に対して聞いた人が受ける印象なんて、たいがい想像がつくものでしょう。まして、政治家なんてなるような人たちは、頭のイイ人ばかりのハズなんですから。後からどう繕おうと、無意識に口をついたのならホンネだし、用意周到に失言するなんて人はいないでしょう。
発言の趣旨が伝わってないとか言い訳をする人も多いようですけど、注目されるような発言者なら誤解を招くような発言はなくすのが賢明だし、それこそ思い付いたコトを熟慮もせずに、ベラベラしゃべるようなら発言者たる資格もないハズです。


「誰でも自由に発信できる」というのは、発信する資格を問われているんだなと実感する次第。
気をつけないと。