フルモデルチェンジ

今週のクルマ業界のトピックといえば、何と言っても日産・フェアレディＺの新型プロトタイプの発表でしょう。

まだクルマの基本性能に関しては明らかになってない部分が多いですが、エクステリアデザインには初代Ｚ(S30)の意匠がアチコチに散りばめられていて、それは初代が好きなオヂサンたち(もちろん、私よしつきも含まれます^^)や、ダッツン・ズィーの愛称で親しんでいた海を隔てた遠いアメリカの地でも好評を得ているようです。
個人的には…



この辺りが琴線に触れますね～(^o^) 　これまで、クルマ情報各誌で無責任に予想されていたトンデモＣＧなんかと比べても、断然Ｚっぽくってカッコよく見えます。

ただ、もうちょっとキャビンを後ろにずらして、ロングノーズっぷりを強調してもいいのかな？と。この辺りはＺ33、Ｚ34と似た雰囲気かな？

不思議な形のＬＥＤデイライト(？)も、普通に円形でいいんじゃないのかな？と思ったけれど…

新しい日産のロゴマークの意匠なのか！と気づいた(違うかもしれないけど…^_^;)。

まぁいずれにせよ、もう伝統のブランドは終了か？とか、ＥＶにシフトするのか？とかイロイロ噂されてはいたけど、無事内燃機関動力で、ＭＴも設定されるというらしいし(←ココ、すっごく大事！^^)、基本的で純粋なスポーツカーが再び登場するというのはクルマ好きにとっては嬉しいコトです。
クルマ本体の開発を他メーカーに任せて、チョコチョコっと味付けだけ変えて我が社のスポーツカーです！なんて大々的に売り出すような世界最大手の某メーカーと違って、伝統の火を守り(一時は消えそうになりましたけど…^^;)、スポーツカー不況とも言えるこの時代に独自で開発をするという姿勢で言えば日産はたいしたモノだと思います。
まだまだプロトタイプで、開発はこれからが佳境でしょうが、是非ともクルマ好きを唸らせるクルマを世に出していただきたいですね。


とは言え、￥400万とか500万とかにもなりそうなクルマは、やはり我々庶民には高嶺の花…。
同じフルモデルチェンジでもオサーン的にはコチラがの方が気になります。

ホンダ・N-ONE
N-BOX、N-WGNに続くフルモデルチェンジ！のハズですが、外見は変わり映えしない？　いえ、ヘッドライト周辺及びバンパーののフロントマスク、リアテールランプとリアバンパーだけ変更されて、なんとボディパネルは初代から変更ナシだというのです！　

右、赤い方が新型N-ONE。

下、赤い方が新型N-ONE。

その代わり中身は一新されるそうですが、こんなフルモデルチェンジ聞いたコトないですよね。N-ONEはすでに初代のデザインこそがＮ360をリスペクトしたアイコン的デザインだから、あえて変更する理由がなかったというコトらしいですが、ホンダらしいですよね(^o^)
そして、今回のフルモデルチェンジでの最大のトピックはＭＴの追加！　しかも６速!!　

これは当然仕方なくラインナップされる最下グレードではなくて、「ＲＳ」グレードでターボモデルだそうです。

オサーンは、きっとスズキ・アルトワークスが呼び水になったに違いない！と睨んでおります(^o^)　
これに釣られて、ダイハツもトコットとかミライースにＴＲ-ＸＸを追加したり、ミツビシもミニカを復活させてダンガンを発売してくれたら、軽スポーツバトルの再燃！なんて熱い展開になると思うんだけどなぁ…なんて妄想したりして(まぁ、絶対ナイでしょうけれど^_^;)

ただ、ルーフはもうちょっと低くしてくれるとよかったかなぁとか思います(過去ログ→■)。まぁボディに変更ナシって言うんだから、ムリなんでしょうけれど、でもやっぱり背高ノッポに見えちゃうんだよなぁ…。

何はともあれ、N-ONE RS ６ＭＴ、どんな走りを見せてくれるのか？　ホンットーに楽しみです。