
時系列的に逆になってしまいますが、5/1、2とちょっと遠出をしまして、本ブログはその顛末と反省を自戒の意味を込めて書こうかと。
チンク乗りになったのなら、ぜひ行きたい場所がありまして。以前ブログネタにした、愛知県のチンクエチェント博物館(過去ログ→
■)。
それと長野県にある、130 COLLECTION(HP→
■)。ブレーキパーツメーカー大手・エンドレスが手掛ける、レストア・整備した旧車やレースマシンを展示する施設。
欲張りにも、この二つを一緒に見てしまおうと思いつきました。1日目は東名自動車道使って、途中でターンパイクや芦ノ湖スカイライン通って富士山見たら、後は高速に戻るか下道で行くかして、出来れば名古屋入りするか、愛知県に入るかして宿泊。1日目はほぼ移動に費やす。
2日目午前中にチンクエチェント博物館を見学したら、その足で長野目指して、佐久周辺で宿泊。3日目に130 COLLECTIONを見学してから帰途につく…というざっくりしたプラン。これまでも、それくらいの長距離ドライブやってきたワケだし、ブランクがあってもなんとか行けるだろうと甘く考えてました。
ただ、ゴールデンウィークの天気予報が二転三転していて、実際にそういうプランで行くと決めたのも随分ギリギリになってからでした。メインで見たい施設が屋内のモノであったとしても、できれば雨中行軍は避けたいので、晴れの予報が出ないとどうしても行く気にならなかったのです。
4/30。
チンクエチェント博物館は、見学は前もってメールしろとHP(→
■)にあったため、5/2に見学したいとの旨のメールをお昼頃にしたところ、内容を確認してから返答をするから待てとの返事。内容を確認も何も、ただ見学したいっていうだけなのになぁ…とか思いながら、文面は自動返信っぽい内容だったため、来たメールすべてに勝手に返すお決まりの常套句なんだろうと思いました。待てと言ったきり、なかなか返事が返ってこなかったけれど、明日からの長距離ドライブに備えて早めに就寝。
翌5/1、5時起床。チンクエチェント博物館・館長様から返信があった。5/2は終日不在になるから対応できない。別の日に予定を変えて欲しいとのコトでした。
夜中の0:50に! そんな時間にメール来ても寝てるし! イヤまぁ、アチラはコチラのスケジュールなんて知らんのだろうし、ギリギリ前日までの連絡したからいいだろう、と思ってるんだろうけれども。
それにしても。
チンクエチェント博物館はHPによると、月曜、水曜が休館日。だから5/2(火)に見学するコトにしたんだけど、その日がダメなら今回の日程だと行ける日がない。
そもそも、ゴールデンウィークとは言え5/1、2は唯一の黒字、つまり一応は平日。コロナ禍明けの初の行動制限のない連休だから、各地激混みは必至だろうからなんとか平日の5/1、2メインで組んだ日程。これがダメとなると…どうする?取りやめにするか? 結構悩みましたが、返信メールには館長様のモノと思われる電話番号もあり、館長様がいなくても他のスタッフに対応させてもらえるかも知れないから、直に電話して訊いてみよう。ひょっとしたら見学できるかもしれないし…と思い直し、予定通り出発。
途中、首都高と東名で若干の渋滞に巻き込まれながら、第一の目的地・ターンパイクに到着。以前スイフトで来たときは「箱根ターンパイク」だったのが、今は命名権の採用で「アネスト岩田 ターンパイク箱根」と名称が変わっています。
いつも観ているクルマ番組『CGTV』でお馴染みのワインディングロードですね。

スイフトで来た時も、同じ場所で写真撮ってたなぁと思いながら。

1ヵ月も前ならサクラのトンネルも楽しめる、絶景のワインディングです。
チンクのツインエアは、聞いていた通り結構な勾配の坂道もパワフルに登り切り…

大観山スカイラウンジ、もといアネスト岩田スカイラウンジに到着。
道中見かけましたが、ライダーさんたち、ドライバーさんたちで賑わってました。
ちょっと休憩したら、今度は芦ノ湖スカイラインへ向けて出発です。
目指すは三国峠からの富士山とチンクのツーショット。
…ですが。

まぁ、ターンパイクの写真でお判りのように、全くの悪天候ではないにしろ、結構曇ってて霧も少し出ているような状況。
少しづつ天気は回復しつつありましたけれど、ご覧のような感じで、丸く囲った部分に辛うじて富士山の山頂が見えるって感じ(>_<) 山の天候は変わりやすいといいますから、少し粘ってみたんですけれどダメでした。
仕方ない、こういう時もあるさね、ほんのちょびっと富士山が写ってるだけでヨシとしようと、三国峠を後にして芦ノ湖スカイラインのワインディングを楽しみました。
しばらく西に向かって、そういえばと、割と失礼にあたらない時間帯でチンクエチェント博物館の館長様に直電話してみました。
そうすると、やはり5/2は館長はもちろん、スタッフも対応できず、完全休館状態ですとのコト。仕方ない、天気を気にし過ぎて決断が遅れたコチラに否があるワケだし、もっと前の段階でメールで確認しておけば無駄足にならずに済んだハズ。また次の機会にと思いながら、さてではどうしよう?と。
130 COLLECTIONは、月曜・火曜が休館日。翌日5/2の火曜日がまるまる空いてしまう…。どうやら、これはヤラかした感じが否めないです(^_^;) 丸1日ノープランで動くのも難しいし、それよりもある懸念が浮上してきたのですが、これは後述。
とは言え、ココで帰るのも、さすがにキツイ。
そう言えば、静岡で仮面ライダー展やってるとかって聞いたコトを思い出し、スマートフォンで検索したら清水市で開催されているという情報が(便利だな~)。
ここまで来てヲタク趣味に走るのもどうかと思うけれど、ただ帰るという負け戦にはしたくないので(すでに大負けしてますが)、清水市にGO!です。

なぜ、静岡で?と思ったら、割と全国主要都市を回っているんですね(THE 仮面ライダー展HP→
■)。
館内では石ノ森章太郎氏の直筆原稿や、仮面ライダー誕生に至るまでの構想・デザインの変遷などが展示されてました。

意外とバイクの描写とか細かくてビックリ(←失礼!)。
あとは、昭和から平成、令和の各ライダーの解説や、ライダースーツ、小物などの展示があり(複製多数)楽しめました。個人的には『仮面ライダークウガ』以降のいわゆる平成ライダーが、展示数も多くて楽しめました。
とは言え、やはり「THE仮面ライダー」「仮面ライダーof仮面ライダー」の初代仮面ライダーはカッコイイ!

平成ライダーからその傾向はありましたけれども、もはや「仮面ライダー」という名前はついてるけれど、普通に変身ヒーローでしかない(バイクにも乗らないしね)。長く続けていると、いつまでも同じコトをやっているワケにはいかないというジレンマは判るつもりだけど、やっぱり違和感が大きくなってしまいますね。
さて、一通り見終わった頃、先述した懸念がのっぴきならない状況になってました。腰痛です。
実はここ数日、ちょっと違和感を感じてまして。腰痛持ちには判ると思うんですけれど、「これは来る!」というタイミングが判るもので、そのギリギリのタイミングでストレッチをしたり安静にしたりと対策を講じるものなのです。
「来る!」タイミングをギリギリで躱して、なんとか本番の痛みを回避したつもりでいたので、今回の長距離ドライブも大丈夫かな?と油断していました。
考えてみれば、2016年に母が倒れて以来、ずっと長距離ドライブなど無縁の生活でした。7年の間に当然トシをとり、身体的にも劣化してました。判っていたつもりでいたんですけれど、甘く見てました。自分の体のコトなのに、本当は判ってませんでした。
運転している時は大丈夫でも、クルマからの乗り降り、ちょっとかがむにも激痛が走るようになりました。このまま帰るなんて身体的にもムリと判断し、近くに宿をとって、早々に逃げ込みました。今回の旅行は本当に行き当たりばったりで、ホテルの予約も全然していなかったワケですが、想定外の事態ばかりで逆にそこはよかったのかなぁと思ったり。
ちょっと休んだら少しはラクになったので、夕食をとろうと。
逃げ込んだ宿はビジネスホテルの素泊まりだったので(ゴールデンウィークだから、どこもいっぱいでコレも甘い考え。ビジネスホテルくらいは普通にとれるだろうと考えてました。コロナ解禁なめんなよ!って痛感しました)、ホテルで魚が美味いトコロは?と聞いて、歩いて10分くらいのところに清水港があるから、そこにお店が多数入ってる建物があると聞きました。
正直、10分歩くのもシンドかったんですけれど、清水に来てホテルすぐそこのチェーン店で食べるのは勘弁…と思い、歩きました(^_^;) 午前中ワインディングロードを走ってた頃と違って、海辺の夕方は天気がよく海からの風も心地よく、身体に痛みがなければホントいいシチュエーションでした。
清水港の魚市場の建屋に隣接する、海鮮関連の食事を提供する店が多数テナントする「まぐろ館」。そのなかの海岸食堂・バンノウ水産というお店にしました。
店頭に並んでたメニューを選び、入店。清水港が眺められる席でしばし待つと…
ビールはノンアル。よしつきは飲めないから、雰囲気で楽しんでます。
シラスとサクラエビが入った海鮮丼(マグロカツ付き)、清水あじわい丼が運ばれました。うん、メニュー画像と随分違うけれど、それも旅の良い思い出(^_^;) 美味しくいただきました。
早めに就寝して翌朝、腰の加減は少しよくなった気はするけど、ここは勇気ある撤退を決め込み、後ろ髪引かれながら帰途につくコトにした。
したのだが。

道中の富士山があまりにキレイだったので、また芦ノ湖スカイラインへ向かうコトに(^_^;) イヤ、やっぱり富士山とのツーショットは欲しかったんですよ~
まぁ、それにしてもですよ。地元住民の方々からしたら当たり前なのかもしれませんが、こんなにキレイな富士山をいつも間近で見られるのって幸せですねぇ。海ナシ県の方々が、茨城は海があるから羨ましいと言われるコトがあったりするんですが、それに地元の人間がピンとこないように、富士山もそういうモノかもしれませんが、やっぱり富士山は特別に感じます。
山を駆け上がると、案の定雲が出てきて、清水の街中から見た富士山のようにクリアには見えませんでしたが、それでも昨日よりは断然マシな1枚が撮れました。それが本ブログ冒頭の画像(はるか遠くの…^^;)です。気温が上がると、上昇気流によって山に雲がかかりやすいのだそうだ。キレイな富士山を写真に撮りたいならば、朝早くがいいってコトですね。
というワケで、今回はあまりの決断の遅れ、準備不足、体調管理不足、考えの甘さ等々悪いコトが重なり、散々な結果になりました。
実は腰の方はまだ完調ではなく、前のブログ書いていた時が一番痛みが酷かったんですが、それよりはちょっとはマシくらいな感じで、いかに舐めていたかというのは痛感しております。
今後はしっかり体調管理をしていかないとなと思います。そうでなければ、楽しめるコトも楽しめなくなってしまうしね。
とりあえず、ストレッチと筋トレを今日から…いや、明日、いやいや明後日からやるか(←懲りてない)。