• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

よしつきのブログ一覧

2025年11月13日 イイね!

ジャパンモビリティショー2025に行ってきました(後編)

ジャパンモビリティショー(以降、JMSと略)2025レポ後編は、会場のすみっこでこっそり(いや、別にこっそりではないと思うけれど^^;)開催されていたタイムスリップ・ガレージと名付けられていた企画展示と、クルマ以外のモビリティなどをアップしていきます。

タイムスリップ・ガレージとは? 旧車をメインに、昭和・平成に流行った、慣れ親しんだ懐かしいモノが展示されたブース。
懐かしアイテムはそれはそれで面白いんですけど、一応クルマのイベントなので、最近目にするコトが少なくなった懐かしいクルマを、とくに解説入れずにズラズラとアップしていきます。





あと、まぁコレは多分タイムスリップといえば…というクルマだから…という展示なのかな(^_^;)

さらに、もう1台。RX-7(FD)も確かにもうあまり見ないけれど、クルマ好きの間ではさして珍しくもないクルマだけど…と思ったら

以前ブログネタにした、あのおばあちゃんのFDだった!(過去ログ→)
あとでネットニュースで知ったんだけど、御本人のトークショーがあったみたい。

FDとの楽しい思い出、是非お聞きしたかったです。


クルマ以外のモビリティで見たかったモノといえば、ホンダ・EVアウトライヤーコンセプト。

このヒーローが乗りそうなスタイリング! EVだからこその自由なレイアウトが可能なカッコよさ! 解説員に、どんな免許が必要?と訊いたら大型だそうで、EVは排気量じゃなくて馬力換算なんだそうな。発売の暁には頑張って大型免許とるか! いや、その前にこのカッコいいバイクに似合うカッコいいオサーンにならないとな…。

スクーターっぽいEVアーバンコンセプトもスタイリッシュでカッコいいですな。

ホンダといえば ♪陸を海をそーらーをーって感じですが…

宇宙にも目を向けてました! スゲェ!!

サステナブルロケット。再生可能燃料を使用し打ち上げ、人工衛星などを軌道投入したのち、地球に帰還する。しかもそのミッションが何度もできる、再使用可能なロケットだそうな。展示されたロケットは、まだ高度300m以下で飛行時間も1分にも満たないけれど、実際に試験飛行したものだそう(本田技研工業株式会社 YouTube→)。
ASIMOもそうだけど、ホンダのクルマメーカーの枠にとらわれず新しいコトに挑戦する姿勢はいつも素晴らしいと思います。技術者の努力が実を結ぶといいな。


バイクといえば、ヤマハのモトロイドシリーズ最新作、MOTOROiD:Λ(ラムダ)。

会場でも実際にヨタヨタと自立して二輪走行のデモをしていました。
(ヤマハ発動機公式チャンネル→)
それまでのモトロイドシリーズは人が乗って人の意思をくみ取る仲間のような機械を目指していたけど、今回のラムダは人が乗ることは想定してないそうで、あくまでAIによる自立走行の学習プログラムを育成するための実験機なんだとか。

実験機のモトロイドとは違って、もうちょっと実現可能っぽいコンセプトバイクがH2 バディポーター コンセプト。バイクというかスクーターですな。

名前にH2があるように水素が燃料ですが、燃料電池として電気を発生させてモーターを回すのではなくて、水素を燃料として燃焼させてエンジンを回すタイプ。トヨタでもカローラに搭載して実験的にレースで走ってますよね。そのトヨタの共同開発だとか。水素タンクは1ℓペットボトルくらいのサイズ感のモノを4本、荷台の底の部分に収納されます。水素の異常燃焼の制御が難しいんだとか。


同じ水素を燃焼させるエンジンを搭載するスクーターを、ヤマハのはす向かいで展示していたのがスズキ。

ビッグスクーター、バーグマン400をベースにした試験車両。赤く見えるのがスズキの独自開発の水素タンクだそうだけど、大きすぎて車両の全長が元のサイズより長くなるそう。
内燃機関に逆風が吹きすさぶなか、まだまだ改良の余地ありと試行錯誤しているメーカーが多いのは嬉しいし頼もしい。

スズキのモビリティといえば、前回も出展され我が駄ブログ(過去ログ→)でも紹介したMOQBA(モクバ)の発展型MOQBA2。

ちょっと先代からはゴツくなったような気がする…。やはり実際に四足歩行はまだ無理そうですが、シミュレーション検証で関節をひとつ追加したのだとか。オサーンがジジイになる頃には実用化していただけると嬉しい。まぁ、こういうのにお世話にならず、自分の足で一生歩ければその必要もないんですが。


前回は猫も杓子も空飛ぶクルマでしたが、オサーンが見た感じ今回はレクサスのブースに展示されていたJOBY S4だけでした。

ブームは一過性のものだったってコトでしょうか。結局、人が乗れるでっかいドローンでしかないんですよね。空飛ぶ「クルマ」なら、クルマの形したまま飛んでほしいものです。

レクサスはクルマ以外に、一人乗りのマイクロモビリティやヨットのコンセプトモデルが出展されているのが面白かったです。

LSマイクロコンセプト(左)、カタマランコンセプト(右)。カタマランとは双胴船の意味で、2枚の巨大な帆は風力エネルギーと太陽光エネルギーを捉えるコトが可能だとか。自動操縦で運行するので、オーナー以外の船員の必要がない完全プライベートを楽しめるそうです。お金持ちの夢のようなモビリティですね。


トヨタのメインステージでは、デモや動画を流すなど演出もハデでした。もちろんコンセプトカーも展示されていたんですが、今回は特にクルマ以外のモビリティが充実していたように感じました。

重量物を運ぶハンドリフターに、荷台の上げ下げや移動にも動力機能が付いているKBリフター(左)。腕力のない人にも荷物の移動をサポート。
四足歩行で独自に荷物を運ぶCHIBIBO(チビボ)(右の2台)。トヨタも四足歩行ロボを開発していたんですね。CHIBIBOが実際に歩く動画は見つからなかったんですが、同じように四足歩行で荷台の部分が座席になったWalk Meというモビリティの動画はあったのでご覧ください(YouTube→)。
Walk Meは、車椅子の代わりに段差などの障害物を乗り越えられるように四足歩行するモビリティ。動画ではかなりスムーズに歩行していて、ロボ心がくすぐられます(^o^)

Kids mobiは子供専用モビリティ。

もちろん子供が運転するワケではなく、AIによる自動運転で子供を見守り送迎する役割を果たすそう。クルマというより、移動もできるAIロボットという感じでしょうか。もちろん完全自動運転もそうだけど、運航そのものの法整備が整わない限りはコレが子供を送迎する未来は遠そうだけど。


実際に売るワケじゃないクルマ見せられてもつまらないなどと言う人もいますが、個人的には今メーカーはこんなコト考えている、こんなクルマ作りたい、こういうクルマはどうでしょう?というプレゼンの場として、こんなイベントは大好き。さらに、実際に開発に携わった方に直に話が聞けるというのも、こういうショーの醍醐味だと思う。今すぐにはできないかもしれないけれど、これからもっと努力して必ずモノにして見せます!みたいな熱を感じるのが嬉しい。
昔はよかった、今のクルマは面白くないなどと嘆くコトも正直あるけれど、まだまだ捨てたモンじゃない…かもしれない(^_^;)
もっとワクワクさせてほしいです。
Posted at 2025/11/15 22:40:37 | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2025年11月11日 イイね!

ジャパンモビリティショー2025に行ってきました(前編)

ジャパンモビリティショー2025に行ってきました(前編)世界中が急激なEV化に猛進するかと思いきや、これからはEVしか販売しませんと公言していた欧州メーカーがコロッと方向転換して、やっぱりHVもやっていきますと言ってみたり、クルマ業界の動向はここ最近めまぐるしい。
電動化が本当に温暖化に対する最も有効な選択肢なのか、内燃機関に将来はないのか、クルマはこの先どうなってしまうのか、その指針が見られるかもしれないジャパンモビリティショー(以降、JMSと略)2025に今回も行ってきました。

いつもような長々とした前置きはナシにして、いつもように遅くなりましたが今回も個人的に気になったクルマをピックアップしていこうと思います。

クルマ好きなら、おそらく誰もが気になっているであろう、ダイハツの次期コペンのコンセプトモデル。

案の定、すごい肉の壁で写真撮るのも一苦労でした。
さて、コペンといえば前回のJMSで1.3ℓエンジン搭載の普通車コペン、ビジョン・コペンを披露しており、何やら脱軽自動車を標榜していたハズ。さらにウソかホントか、これはトヨタとスズキと共同開発で、ベースを共用してクーペスタイルのS-FRをトヨタが、タルガトップの普通車カプチーノをスズキが、オープンカーの普通車コペンをダイハツが販売するという夢のようなウワサが流れていて、ビジョン・コペンはその先鋒だなどと言われてました。1.3ℓエンジンは、トヨタのGRヤリスの1.6ℓ3気筒エンジンの排気量を落としたモノで、GRヤリスの弟分として復活するGRスターレットにも搭載されるとかなんとか。
まぁ、クルマ雑誌のいつものなんの確証もないウワサ話ではあるんですけど、ホントだったらカプチーノ欲しいなぁって(←コペンじゃないんかい!)。
その1.3ℓコペンはどうしたのか? なぜまた軽規格に戻ったのか? 現場のダイハツの説明員に訊いてみても、当然明確な答えは得られず。ただ、次期コペンのコンセプトカーの手前にあった、ランニングプロトについては教えていただいた。

これが次期コペンをFRとするための、現行コペンを元に作られた実験車両。実際に試験走行をしている車両が展示されていました。
驚いたのが、近づかないと見えないほど低い位置にエンジンがマウントされている点。低重心化を目的に、アトレーのエンジンを60度傾けてマウントされているそう。コンセプトモデルのコペンはずいぶんワイドに見えるけど、当然軽規格の幅でしかない。ランニングプロトのエンジンの低さが実証された結果を反映すると、ボンネットが低くなり相対的に車幅が増しているように見えるというワケ。エンジンが縦置きになるため現行型よりロングノーズ&ショートデッキになって、個人的にかなり好きなクルマのプロポーションになりそう。
軽の可能性も普通車の可能性も否定するワケではない、とはダイハツ説明員の言だけど、果たしてどうなりますかね。


今回のJMSにおける話題の軽自動車といえば、BYDの軽EVでしょう。

BYD・ラッコ。わざわざ日本特有の軽サイズのEVを、イチから開発したというから恐れ入る。ホンキで勝ちに来ているらしいのは、今軽自動車では一番人気のあるスライドドア+スーパーハイトワゴンタイプを引っ提げてきたところからも察しが付く。パッと見た目は、日本の売れ筋の軽自動車をずいぶん研究していて良さげには見えるけど、あとはまだ明らかにされていないスペックと価格、使っていくうちどうなるか、アフターケアは万全なのかという点だろう。


軽サイズEVといえば、リリースされたばかりのホンダ・N-ONE e:のパワーアップ版といわれるホンダ・スーパーワン。

ブリスターフェンダーがカッコいい! もう来年にも発売予定だという。車幅が大きくなるので普通車扱いってコトになるのかな。オサーンは相変わらず、出来るコトなら1ℓターボ+MTでこのボディだったら…なんて考えちゃうんだけど(^o^)


軽自動車界の雄、スズキも来年発売予定の軽EVのコンセプトカーを発表していた。

ビジョンe-Skyはオーソドックスなハイトワゴン型で、サイズ的にはワゴンRクラスで詳しいスペックは未発表。BYD・ラッコの情報が入っていれば、スーパーハイトワゴンでスライドドアという売れ筋モデルで勝負していたかも知れないけれど、この選択は吉と出るか凶と出るか。
しかし、スズキのブースには肝心のクルマがなかった…。スズキよ、新型スイフトスポーツはどうした? ホントに発売しないつもりなのか⁉


トヨタはなにやらセンチュリーだけの特別ブースを設けて、くねくね長い通路を歩かせて勿体ぶった展示をしていた。目玉は例のセンチュリークーペ。

後席ではなく助手席をおもてなしの座席としたらしいけれど、3代目のSUVといい、どんどん品がなくなっていく感じ。クラウンみたいに今後はバリエーション展開していくつもりなんですかね? センチュリーステーションワゴンとか、センチュリーミニバンとか、センチュリーピックアップとか、センチュリーキャンピングとか。まぁ好きにやって下さいって感じ。
クーペの前には、3代目のセダンタイプとSUVタイプがクーペ同様ターンテーブルに乗せられていたけど…

初代は離れたところにポツンと置かれていた。

リスペクトが足らないんじゃないのかねぇ。


マツダは前回大好評だったアイコニックSPの市販車に近づいたクルマを出展してくるかと思いきや、なんか思ってたのと違う…。

ビジョンX(クロス)-クーペは、ロータリー+ターボのエンジンを搭載するPHEVらしいのだけれど、このクルマのキモはカーボンニュートラル燃料を使用するコトとCO2回収装置にある。

MAZDA MOBILE CARBON CAPTUREと名付けられた装置は、クルマから排出される排気ガスからCO2だけを取り出し、装置のタンクに溜めていく。満タンになったタンクは取り外してCO2を再利用する施設で、CO2を樹脂の材料にしたり肥料にしたりできるらしい。カーボンニュートラル燃料を作り出す、バイオエタノールを生成する藻にもCO2は使われるというコトで、これが完全に機能すればCO2を排出しないエネルギー循環が可能だという。
とかく地球温暖化には内燃機関は悪者扱いですが、やりようによってはまだまだ将来は明るいと期待を持たせてくれそうです。
あ、あとデミオあらためマツダ2の後継モデルとも言われる、ビジョンX-コンパクトも(ぞんざいな扱いだなぁ…^^;)。

最近のマツダにしては、コロッとした珍しいデザインですね。


スズキのブースでもカーボンニュートラルな内燃機関を紹介する展示がされていました。

インドで一足先にリリースされたSUV、ビクトリスのCNG(圧縮天然ガス)/CBG(圧縮バイオメタンガス)仕様車と、カーボンニュートラルに向けたエネルギー循環図。牛糞から精製したバイオメタンガスをクルマの燃料にしようという取り組みを、今まさにインドで試験的に行われているそう。1台のクルマを走らせるには、何頭分の牛のウ〇コが必要か?などと子供にも分かりやすい動画などが流れていました。
EVだけが唯一の正しい解答ではない。いろんな可能性を模索するコトこそ、今すべきコトなのだというメッセージのようですね。


輸入車メーカーは相変わらずお寒い状況。メルセデスとBMW(MINIが別ブースで参加)、中国・韓国のEVメーカーだけ。寂しい限りです。
メルセデス・ベンツのコンセプトモデルのEVは…

AMG GT XXと

ビジョンVなんですが…性能云々を言うよりも先に、このグリル周りを光らせるのって流行りなんですかね。なんかすっごくカッコ悪くないですか? ボケェっと口開けてる魚みたい…(>_<) ビジョンVなんか、ポジションランプ(?)までがリアゲートをグルリと回っていて…なんだかスゴイセンス。まぁ、どちらも縁のないクルマなんでどうでもいいといえばどうでもいいクルマですが、今後のメルセデスが心配です…。


BMWもグリル周りを光らせているんですよね…。

やっぱり流行りなのか? 
最近のBMWのキドニーグリルはデカくなる一方でカッコ悪いなぁと思ったものですが、このiX3(日本では来年導入予定らしいです)はちょっと前の大きさに戻ってホッとしてる。まぁ、オサーンがどう思おうが関係ないだろうけれど、コレくらいの方がいいよね。


コンセプトモデルメインでアップしましたが、案の定結構なボリュームで申し訳ないです(これでもかなり削ったんですが…>_<)。後編は企画展示とクルマ以外のモビリティなどをアップしようと思います。
Posted at 2025/11/13 00:00:37 | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2025年06月29日 イイね!

Jeep・レネゲード


買い換えました。
もちろん、ウソです(^o^)
代車生活の、もはや定番のウソです。
ウチのカワイイ困ったチャンの車検でディーラーに預けたところ、代車で同じ
ステランティスグループのジープのレネゲードを貸していただきました。ホントはチンクだったんですけど、急遽変更になりました(機嫌が悪くなりましたかね?)。

しかし、このレネゲード…

おろしたてだわ。次回車検が令和10年5月29日までというコトは、まだ1ヶ月しか経ってない新車ってコトですよね。
以前から代車がない騒ぎをずーっとしているので、突然調子を悪くした代車の代わりに、仕方なくおろしたての新車を代車に使ったって感じですかね?

ドアの内張りにまだ保護用のビニール貼ってあって、総走行距離も300㎞も走ってない状況。そういえば、丸で囲んだ部分、お判りでしょうか?
ウィリスジープのフロントグリルの意匠がありますね。
気が付いたら、リアハッチの内張りにも同様。

運転支援システムのカメラが収められたボックスの横にも。

フロントガラスのAピラー根本付近に何やらヘンな模様があるなぁと思ったら…。

シャレがきいてるなぁ。

レネゲードといえば、テールランプのバッテンが特徴的ではあると思っていたんだけれど、マイナーチェンジかなにかでバッテン度合いが薄くなったように思える(なんだよ、バッテン度合いって^^;)。





まーそれにしても、デカいクルマですねぇ。普段小っちゃいチンクなんか乗ってるからなおさらそう感じるかもしれないけれど。横幅1,800㎜越えだし、ボンネットは高さがあって見切りもしづらい…。
1.5tほどもある車体を、1.3ℓ+ターボを6ATで走らせるモンだから、まー遅い!というか鈍重!(>_<) たまには乗ったコトのない、または全然ジャンルの違うクルマを運転するのは、それはそれでイイ経験だとは思うけれど。もうキビキビ走るチンクが恋しいオサーンです(^_^;)


それにしても…

マエストロ…ねぇ(^_^;)
Posted at 2025/06/30 00:50:21 | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2025年06月01日 イイね!

トヨタ・クイックデリバリー

トヨタ・クイックデリバリー珍しくブログ連投です。
最近はネタがあっても、モチベーションが上がらず、ブログアップもままならない状況でして…。やれるうちにやっちゃおうというコトで。

先日、荷物を受け取りに最寄りのヤマト運輸の営業所に行きました。
そこで見かけたのが、ブログタイトルのクルマ、クイックデリバリー(中央の背高ノッポのクルマ…とか言われなくても判りますよね?^^;)です。
なんだ、珍しくもないと思うでしょ?
でもちょっと前の新聞で、こんな記事を見かけまして。

2025年4/19朝日新聞朝刊
Wikipedia→
人知れず製造終了になってたんだなぁ…と(しかも2016年ってずいぶん前に)。
記事読むと、トヨタとヤマト運輸の共同開発だとか、2回のモデルチェンジがあったとか、知らないコトが多かった。
近年のエコ指向でEVに置き換わってるというのも、まぁ確かに頷ける。宅配に使うクルマなら、長距離走行が苦手なEVでもそれほどデメリットにはならない。企業としては、今時エコに配慮してない姿勢は見せられない。とは言え、記事読んで、ちょっとは残念な気持ちになったモンでして。

そんな経緯もあり、営業所で目にとまったクイックデリバリー。
ちょうど同僚と話していたドライバーが、いらっしゃいませと声をかけてきたので渡りに船とばかり、このノッポの宅配車両について訊いてみました。
ドライバー氏いわく、この営業所でもこのクルマともう1台が残るのみだと。新聞記事にもあったように、置き換えが進んでいるので、近々この2台もそろそろ引退だと。使いやすくて重宝していたので残念だと。3.11を経験してるから、EVはどうも不安があると言葉を濁していました。残された時間、大事に使っていきますよという言葉が印象的でした。長年苦楽を共にした相棒と別れるのはツライよね…。

新しく導入されるEVもウォークスルータイプだそうですが、現場で使いやすいと好評なら、クイックデリバリーのようなカタチのままEV化するべきだと思うんだけれど、どうなんですかね? 

今回ブログ書くにあたり、Wikipediaをざっと読んだら、少量生産ゆえに車体価格が高く(ドライバー氏も言ってた)、生産終了前にもヤマトですら安上がりな普通の2tトラックを導入してたとか。ヤマト専用ではなく、他の宅配業者にも導入させるとかしたらどうだったんだろう?(他の宅配ドライバーからしてみれば、クイックデリバリーは自分たちも使ってみたいクルマだったんじゃなかろうか? ヤマトばかりがズルイと羨望の眼差しを送っていたかもしれない)

とは言え、これも時代とともに変わっていくモノ。仕方ないんでしょうねぇ。

後継車の日野・デュトロZ EVと。
Posted at 2025/06/02 00:35:39 | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2024年09月24日 イイね!

80歳

すでに「何シテル?」でもアップしたネタなんだけど、ネットでも取り上げられていたのを見つけたので(「何シテル?」の時は、TBSの報道番組Nスタで観ました)、コレは改めてブログにするしかないと思ったのです。
それがコチラ。長崎新聞→
ざっくり要約すると、79歳のおばあちゃんが80歳の誕生日を期に、運転免許を返納すると決めた。それまで四半世紀を共にしてきた愛車は、マツダ・RX-7(FD)のMT。
息子が観ていたアニメに出ていたクルマを見て、買うコトを決心。RX-7の好きなトコロはスピード感だというが、今はもっぱら普段の買い物に使っているそう。
免許返納後の愛車の行き先は、マツダの広報車になるそうだ。

まースゴイなぁと思うトコロがイロイロありますが、やっぱり80近いおばあちゃんがFD・RX-7の、しかもMTを乗り回してるっていう点ですよね。
世はミニバンやSUV、軽ハイトワゴンばかりが道路を席巻している時代に。
やれスポーツカーなんてスピード出したがりで爆音立てるだけの迷惑極まりないだけのクルマだろだの(←言い過ぎ)、ましてやMTなんて過去の遺物を何故いまだに乗ってるの?だの(←酷いひがみ)、とにかく一部の偏執的(^_^;)なクルマ好きにとっては逆風吹きすさぶ肩身の狭い世の中に。
一方通行路の逆走やペダルの踏み間違い、認知機能や反射神経の低下などから、ある程度の年齢に達したら強制的に免許返納させた方がいい、なんて議論まで噴出してくるほど、高齢ドライバーの事故が後を絶たないこの現代に。
スポーツカーの、ましてやRX-7ともなれば着座位置も低く、高齢者には乗り降りだってラクではないだろうに、それでもほぼ毎日乗ってるというコトは足腰も衰えていないという証。
運転操作に不安はないけど、何かあっては困るから何もないうちに返納するという潔さ。
最後の思い出にと、アチコチ出掛けて愛車の写真を撮ったとか、愛車の好きな部分を自慢するとか、もう我々と何も変わらないクルマ好きじゃないですか。

嬉しくなると同時に、翻って自分はどうだろうと考えざるを得ません。
個人的にあまり長生きしたくはない方ですが、だとしても、このおばあちゃんのように自分の意志で免許返納するという決断ができる頃まで運転に不安がない、クルマを運転するのが好きと言える状況にいられるかどうか?
他に交通手段がないから仕方なく運転してるとか、運転が苦痛だとかいう状況になってはいないか?
いつまでも運転を楽しみたいし、クルマのコトを好きでいたい。それには心身ともに健康で、足腰もしっかりいられるよう鍛えておかなくてはいけないのだろう。特にオサーンのような年齢からすれば、そろそろ真剣に考えるべき時期だろう。

あと余談なんだけど、おばあちゃんがRX-7を買うきっかけになったアニメは『頭文字D』 だけれど、それは四半世紀前…Σ(゚Д゚)
調べたら、アニメのファーストステージは1998年4月放映開始だそうで、もうそんなに経つのか!と結構ショック。トシもとるワケだなぁ…(^_^;)

余談その2。
リンク先の長崎新聞の記事の最後の方に、RX-7の余生がマツダの広報車となるという件があるけど、5年前にも90歳のおばあちゃんオーナーからNA・ロードスターを譲り受け、広報車として活躍してるとある。
90歳! いやまぁRX-7のおばあちゃんと同じに、ロードスターを託す時まで元気に運転していたかどうかは判らないけれど、日本のおばあちゃんスッゲェなと思わずにはいられません。
Posted at 2024/09/24 23:58:20 | トラックバック(0) | クルマ | 日記

プロフィール

「今日は冬至。
先日叔父さんから貰ったユズで柚子湯にしよう。」
何シテル?   12/22 20:01
マンガや小説は電子書籍より紙の本! 音楽はダウンロード配信よりCD! 和菓子はこしあんより粒あん! コーラはコカ・コーラよりペプシ! カッコよくって強い...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/12 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

愛車一覧

フィアット 500 (ハッチバック) フィアット 500 (ハッチバック)
2023年4月にお迎えしました。 2012年式。日本では250台限定のツインエア初めての ...
スズキ スイフト 白銀の微風(アルウェン) (スズキ スイフト)
2006年3月から相棒になりました。 1.3XG LTD1(2型) FF 5MTです。 ...
ホンダ シビック ホンダ シビック
我が二代目相棒。 1998年6月購入(これまた中古)。 1500cc、5MT。 CR- ...
ホンダ CR-X ホンダ CR-X
記念すべき初めての相棒。 1991年8月購入(もちろん中古)。 1500cc、5MT。 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation