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よしつきのブログ一覧

2011年05月01日 イイね!

知ってても何の得にもならないハナシ

知ってても何の得にもならないハナシ昨日のブログで、「ガンプラは、ただ一つを除いては基本的に生産終了した種類はない」というハナシをしましたら、皆さんの好奇心を刺激したようで、それなら詳しくお話しましょうと。
まぁタイトルのように、知ったトコロで何の役にも立たないネタなので、いつものように何のコトだかさっぱり…┐(´д`)┌=3 な方はスルー推奨ってコトで、よろしくお願いします。

生産終了した、絶版のガンプラというのはトップ画面にある、「1/144 HGガンダム」(の箱絵。関係ないですけど、今見てもこのレイアウトは秀逸ですね^^)
1990年に販売されたガンプラです。
当時、ガンプラ発売10周年の記念というコトで、過去に発売されたガンプラをリファインして、当時の最新技術を盛り込み、新しく発売するという企画が立ち上がりました。
それが、「HG(ハイグレード)」シリーズ。
その第1弾が、いわゆるRX-78-2。アムロが乗った、初めてのガンダムです。

今や当たり前になってますけど、基本的に色を塗らなくても組み立てるだけで、ほぼ劇中の色を再現した仕様となっています。システムインジェクションという技術なのですけど、今の同じランナー(パーツが収まってる四角い枠)の中にいろんな色のパーツが成型されてるのではなく、同じパーツ上で色の違う材料を成型されているのです。
ネットからの拾い画像ですけど、こんな感じです。

これらのパーツを、これまたシステムインジェクションを応用した、初めての試み・MSジョイントという、やはりランナーから切り離した状態ですでに可動する骨格になってるモノに組み付けていけば完成するという(それがいいのか悪いのかはひとまず置いといて)、まさにガンプラ10周年を記念する画期的なプラモデルだったのです。

それで、組み上がったガンダムはコチラ。べべーん。
コチラもネットからの拾い画像。

今となっては、お世辞にもカッコイイとは言えませんね…(^_^;)

その当時、もはやガンダム作品も広がりを見せ、いろんなガンダムが世に出、それに伴いいろんなガンプラも発売されてきました。もちろん、ガンプラも次々と進化してますから、根強い人気のあるガンダム・オブ・ガンダム=RX-78のリファインは、メーカーに要望があったようでした。
それまでのこのスケール(1/144)のガンダムというと、最初に発売された¥300のモノしかなく、当然その当時様々なガンプラに接し、目の肥えてきたファンには、そのデキには満足できなくなっていたのです。
それまで同じモチーフのMSを、同じスケールで発売されるコトはありませんでしたから、あえて過去の商品を一新して最新の技術で再生させたメーカーの姿勢に、ガンプラファンはおおむね歓迎し、喜んだと思います。そういう意味では、エポックメイキングな商品であるコトは間違いありません。
実際、この最新技術・システムインジェクションは、今のガンプラにも応用されて利用されていますし、色を塗らなくても組み立てるだけで設定に近い色を再現するという仕様は、今も生きてます。可動骨格を別に設けるというのも、MG(マスターグレード)という、HGより上位商品にも受け継がれてます。
また、1/144という小スケールにも関わらず、変形するコアファイターが胴体に収まるのも、画期的でした。

また、組立説明書に模型誌などで活躍中のモデラーがバリバリに改造した作例が載ってたり(しかもとても一筋縄では出来そうもないような作例で、カッコイイんだ、コレが…^^;)、その当時あまり有名ではなかったものの、後にガンダムデザインになくてはならないようなMSデザイナーがイラストを描いてたり(これまたプラモのデザインとは全く違う解釈でデザインされたガンダムでした…^^;)、ホントいろんな意味で後世にまで話題には事欠かないパッケージでした。

ただ、このシステムインジェクションという、HG ガンダムの鍵とも言える成型技術は、その構造の複雑さ故、金型の耐用期限が非常に短かったようで、これが原因で生産終了・絶版となったらしいのです。
HGシリーズには、この他、「ガンダムMk-Ⅱ」「Zガンダム」「ZZガンダム」が同じ仕様でラインナップされてますけど、これらはまだ絶版のアナウンスがされてません。
ただ、このHGシリーズの後HGUCシリーズとして、さらにもう一度リファインされ、素晴らしいデキのキットが発売されてますので、今あえてHGシリーズを購入しようとする理由は、ガンプラの歴史的価値(大袈裟かもしれませんけど)という意味合いしかないのかもしれません。


今回はそんな、まったくもってどーでもいい話。
毎度長々とスイマセンでした。


当然私も発売当初に購入(当時はオサーンじゃなかったからいいのだ^^)。
もちろん、そのまま造るハズもなく…

ご覧の通り(^o^)
しかも未完成。多分ずっとこのまま(^口^)


Posted at 2011/05/01 20:43:51 | トラックバック(0) | プラモデル | 日記

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「TBS『日曜日の初耳学』インタビュアー林修のゲスト・オダギリジョー氏。
案の定『仮面ライダークウガ』に触れず…。
攻め込めよ~林センセー!」
何シテル?   08/11 00:34
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