よしつきのブログ一覧

我が駄ブログでも遠い昔にネタにしましたが(過去ログ→■、■、■)、ウチの庭にあるイチョウの大木。
トップ画面にあるように、とうとう伐採されてしまいました。
道路のそばの斜面に立っていたため、枝が邪魔だとか、万が一道路側に倒れたら大変だとか、以前から切るようなコトを言っていたんだけど、決定的な何かが起きなければ行動にうつすコトもなく延び延びになっていました。
実はもう１０年以上も前に、同様の理由から半分から上を切り飛ばしていたんです。
それでも樹は毎年元気に枝を伸ばし、葉を茂らせ、くっさい銀杏を実らせ落としていたのです。

決定的な何かは去年の台風シーズンに起きました。
風雨の強い荒れた天気の夜が明けて朝気が付くと、約３メートルほどの枝が落ちてました。幸い、何もない所へ落ちていたので、なんの被害もなく済んだのですが(その後直撃した大型台風19号では、枝が落ちるとかいうコトがなかったという、なんとも不思議な話)。
ウチのお隣さんとも話し合い、地主さんのトコロにお願いをして、今回の伐採にあいなったワケです(ウチの庭と再三書いてましたが、複雑な境界線によるとイチョウがあるのはギリギリ地主さんの土地)。

まぁ、これで枝が落ちて何がしかに被害が出るとか、そうでなくても毎年秋にはくっさい銀杏が際限なく落ちて独特の匂いに辟易するとか、その銀杏目当てに勝手に敷地内にコソコソ無断で入ってくる不法侵入者にイライラするとか、雨どいに大量の落ち葉が詰まるとか、そういうコトに悩まされるのはなくなりそうではありますが、それでもやっぱりこの無残に切られた切り株を見ると、ちょっと寂しくはあります。

そういえば、ウチの近くの団地にサクラの街路樹がありました。
もちろん、春にはそれなりにキレイな風景が見られたのですが、ある年全部伐採されてしまいました。真偽のほどは確かではないけれど、聞いたところによると、付近の住民から舞い散った花びらや落ち葉が迷惑だと苦情があったとか。
遠くから、または、その時だけ眺めているだけでは、判らない事情はあるのだろうけれど…と、その時は思ったものです。

ハゲ山が見すぼらしいからと、手っ取り早く成長が早いスギの樹を植えたら、今度はそれらが大量にまき散らす花粉で健康被害が出て、スギが目の敵にされたり。

人間の勝手で植えられたり、いらないからと伐採されたり。
樹もただ生きるための生命活動をしているだけなんだけどね。

今朝偶然目にしたＴＶ番組では、農家にある古い大木から出る落ち葉を何年もかけて腐葉土にしていると紹介されていた。先祖代々守ってきた樹だから大切にしている、と所有者が語っていました。

南米のジャングルが、焼き畑農業のせいで物凄い早さで無くなっていってるとか。
オーストラリアでは森林火災が半年も続いているとか。
言うまでもなく、樹は人間なんかよりも長く生きて大きく育つ。簡単に大木にはならない。

センチメンタルばかりを重要視するワケにもいかないのが、現代の事情であるとは判っていても、なんか考えさせられる出来事ではあるなぁ…と思う。

あけましておめでとうございます。


さて。
いつものワンパターン画像ですが…

いつになく水平線上の雲が多くて、なかなか姿を現してくれない初日の出となりました。まぁ、いつも水平線上には雲があって、海から直接日の出が見られるワケではないんだけれども、今年はいつもより多めの雲でした。前夜の強風のせいで、雲がすっかり取り払われるかとも期待していたのですが…。

今年はいつも違い時系列に沿って、３枚の画像をアップしようと思います。


水平線上には多くの雲。辺りはずいぶん明るくなってはいますが、肝心の太陽は全然拝めてません。

雲の隙間からちょっとだけ顔をのぞかせる太陽。でも、これは初日の出とは言わないでしょうね。

最初の画像から、たっぷり15分経ってようやくそれらしい初日の出となりました。ハイ、おめでとうございます。

いつもワンパターンな元日ブログですが、結果的にいつもとは違った感じになったので、ブログとしては良かったかな？


というわけで、今年もよろしくお願いします。