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タコ棒でIN・EXバルブの擦り合せを初めて体験しました。
初めは良く回るのですが、コンパウンドを塗っているので途中からバルブがブロックにくっいてしまい、吸盤が外れて思うように回ってくれません。
余り強く押しすぎないよに回すと好いですね。
ポート内部の鋳造後の面処理をしていないので、気体が流れ易いように超硬ビットで適当に整形しました。
序に渋くなったプラグ穴のネジをタップで浚いました。
バルブの下がりしろ寸法測定のみをノギスで確認したところ、測定結果は規定値でしたので異常有りませんでした。
バルブの辺り面付近は目視と指の感触で確認した後に、灯油を注ぎ漏れが無い事を確認しました。
もちろん全て漏れておりませんでした。
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研磨の限度は0.15㎜までです。　シリンダーヘッド全高は69.5㎜ですので、研磨が出来る最低値は69.4㎜までとなります。　歪み修正研磨から戻って来たのでシリンダーヘッドの厚み測定値の確認を行いました。　エキゾースト側の測定結果は69.39㎜ですのでマイナス0.01㎜、まずまずの値です。　インテーク側の測定結果は69.31㎜ですのでマイナス0.09㎜、最低値からオーバーしていました。

ひずみ限度値は0.05㎜までです。　研磨後EX側からIN側に0.08㎜位平均的に傾いていて、ひずみ限度がプラス0.03㎜超えていましたが、対角の値ではないので良しとします。　説明しずらくて解りにくいですよね。　圧縮圧が少し高くなったかもしれません。

本日エアーインテーク部のカーボン除去と清掃を行いました。
#1・2のインジェクターの孔は吸気口と分かれていたので、#3・4の吸気のようにインジェクターの孔を超硬ビットで削り同じような加工にしました。
気休めかもしれませんがこれで3馬力増かも...自己満足です。

ストレートエッジを置きシックネスゲージで3通りの歪み測定を行いました。
内側は全て0.08㎜のシックネスゲージが入ります。
歪み限度は0.05㎜なので更に0.03㎜程オーバーしています。
ヘッド面全体を0.08㎜程研磨しないと0.00㎜になりません。
その為か解りませんが、今までヘッド廻りがよくオイルで滲んでいました。
知合いが紹介してくれた整備工場で、研磨してくれる加工屋さんに頼みました。

OHCシリンダーヘッドの分解は構造が簡単なので作業が楽です。
面倒なのはバルブスプリングを外す事くらいで、プラチックゲージの測定も無いので非情に楽ですね。＾＾
分解後カムシャフトの曲り測定を計測しましたが、測定結果は0.01㎜以下で全く曲りは有りません。