第3回 妙高はねうまクラシックカーレビュー その2
投稿日 : 2016年06月04日
1
ダイハツ・ミゼット(左MP5 右MP4)
昭和31年から発売されたMP型で、前期モデルのDK型から打って変わり、ノーズ部分と一体化されたキャビンとなり、ドアが装着され、ルーフはスチールか幌を選択できました。
さらにハンドルが従来のバーハンドルから丸型に変更され、乗車人数が一人から二人へと変更になりました。
2
マツダ・ニューポーターキャブ
昭和44年に360ccでデビューし、昭和52年の大幅なマイナーチェンジにより、エンジンが550ccになり、基本設計やスタイリングを踏襲しつつ、ボディが軽自動車の新規格に合わせ一回り拡大されました。
ヘッドライトベゼルも丸型から角丸四角形状に変更、前面エンブレムはマツダのCIロゴが採用された。このモデルから一方開きが廃止され、三方開きのみの販売となり、エンジンは量産規模の制約からマツダ自社製エンジン開発が断念され、社外の三菱自工製2G23型4ストローク2気筒SOHC「バルカンS」エンジンが搭載されていました。
3
バモス・ホンダ
ホンダ車で唯一、車名が先に来るクルマで、折からのレジャーブームに目を付けたホンダが、昭和45年に登場させた車でした。
写真の通り、ドアが無く、転落防止のバーが備わっており、ベンチシートで2点式のシートベルトが備わっていましたが、ユニークな車体ゆえに珍車扱いされ、わずか2500台で生産を終了しました。
4
ホンダ・ライフステップバン(VA型)
同社の軽自動車ライフのシャーシをベースに、セミキャブオーバー型の背の高いボディを被せて成り立っているクルマでした。
現代の軽自動車の主流の形となっていますが、発売された昭和47年当時は、唯一の形のクルマでした。
ホンダには、先見の明があったのかもしれません! このような形の軽自動車のブームが来るを予測していたのだと思われますが、誕生が早すぎたのが少々残念でならないです。
ステップバン生産終了から19年後の平成5年に、このアイディアを活かして登場したといえるクルマが、奇しくもライバルのスズキ・ワゴンRなのですから・・・。
5
ホンダ・T360
日本車初のDOHC搭載車で、ホンダ初の4輪自動車でした。
前期型(AK250型)は4気筒エンジンの各気筒個別に京浜精機(現・ケーヒン)製キャブレターを4連装備、あるいは三国工業(現・ミクニ)製双胴型キャブレターを2連装備したため、わずか360ccで30PS/8,500rpmと、軽自動車エンジンが20PS程度に留まっていた当時としては異例の高回転・高出力型となりました。
6
ホンダ・N360
名車スバル360から、販売台数で首位の座を奪った車で、360ccながら4サイクルで31psを発生し、115km/hの最高速度を誇りました。
またFFレイアウトの恩恵は大きく、居住スペースが広いうえに、走行安定性も高かったことから、一大センセーションを巻き起こしました!
そして現在、ホンダのプレミアムな軽「NーONE」のモチーフとなった車でもありますね!
7
ホンダ・NⅢ360
デビュー当時は空冷エンジン搭載の為、車室暖房には空冷エンジンの廃熱を利用していたこともあり、ガソリンやエンジンオイルの臭いが室内に入り、温度制御も安定しない特性がありましたが、ライフと同じ水冷のEA型エンジンに換装され、暖房機能が一段と向上しました!
昭和45年12月には、このクルマのシャーシをベースにしたスペシャリティカー「Z」が誕生しています!
8
ホンダ・NⅢ360 ツーリング
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