第3回 妙高はねうまクラシックカーレビュー その5
投稿日 : 2016年06月05日
1
トヨタ・クラウン(S50系 前期型)
三代目クラウンとして登場したS50系は、クラス初の2ドアハードトップを設定し、他には、4ドアセダン、ステーションワゴン、ライトバン、ピックアップトラックとバリエーション豊かな展開で、公用車や社用車向けと言ったイメージからの脱却を図るべく、個人ユーザー層の顧客獲得を図ったモデルでした!
2
トヨペット・クラウンDX
デザインは当時のアメリカ車の影響を強く受けたものであり、1960年に出現していた米国フォードのコンパクトモデルであるフォード・ファルコンが直接の手本とされたそうです!
この代で初めて、V型8気筒エンジン搭載モデルで、現在でもトヨタの最高級車であるセンチュリーの大元となった「クラウン・エイト」が登場しています!
3
トヨタ・マークⅡグランデ2600
単眼2灯式のシンプルなマスクを採用し、そこから通称「ブタ目」と呼ばれるこのモデルは、クラウンとコロナの中間に位置する車種として登場していました。
写真のマークⅡは、初の3ナンバーモデルとなったクルマで、2600ccの4M-U型エンジンを搭載したモデルです!
4
トヨタ・セリカ 1600GT
カリーナのシャーシとエンジンをベースに誕生したのがこの車で、スペシャリティカーの先駆けともいえる車で、内装やエンジンなど、オーナーの好みに合わせて選べる「フルチョイスシステム」を採用し、話題となりました!
車名のセリカとは「天上の、空の、神々しい」という意味のスペイン語からきています。
5
P311ブルーバード
主要部品の多くはダットサントラックとの共用で、十分な信頼性を備えていて、全体に中庸を得たスタイルで機能性が高く、市場の反応は良好だったと、言われています。
リアテールランプの形が柿の種に似ていたことから、柿の種の愛称でも親しまれました!
日本初の女性専用車「ファンシーデラックス」が登場しており、ウインカー作動時に鳴るオルゴール、カーテン、サンバイザー組み込みのバニティーミラー、傘立て、ハイヒール立てなど36点もの専用装備がありました。
6
日産・セドリック 2000SGLーE (330系)
デザインは、先代の230のデザインを受け継ぎつつ、アメリカンスタイルをさらに昇華させたものとなりました。
刑事ドラマ「西部警察」シリーズの劇中で、覆面パトカーや犯人車として登場し、爆破や横転させられたりと、かわいそうな場面に遭うことが多い車でした!
そしてこの型のセド・グロの角目ヘッドライトは、ハコスカやケンメリ、ブタケツローレルなどを街道レーサー仕様にする際に、多くがこのヘッドライトを斜めに取り付けていました。
7
日産・サニーGX5
2代目サニーとしてデビューしたB110型で、写真のサニーは、昭和47年8月に追加された5速ミッション搭載車「GX5」です!
エンジンは直列4気筒ターンフローOHVのA12型1,200ccエンジンで、5ベアリング4気筒ターンフローOHVを採用していたカローラのK型/3K型エンジンに対抗し、それを凌駕することを目指して改良されたエンジンでした!
特に、レース用にチューニングされたA型エンジンは、燃料噴射装置の効果もあり、自然吸気のOHV1,300cc から、その末期には175馬力/約10,000rpmを搾り出しており、何の変哲もない実用向けの原設計からは想像しがたいほどの驚異的なポテンシャルを見せつけました!
8
トヨタ・カローラ(KE55)
昭和52年にマイナーチェンジを行い、乗用車の全車が昭和51年排出ガス規制の適合させたモデルで、これにより型式がバン以外E5#型となりました!
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