トラブルシューティング①

エンジンチェックランプが点いたって事で、まずはダイアグチェック。

ECUエラーだったので取り敢えずノーマルに交換。数日後確認したらプラグ真っ白！ ピストンに穴空いても不思議じゃない状態でした。

何故だ…？
つー事で長い旅の始まりです。

B18Cスワップしてから数年経っているので各部リフレッシュがてらチェックをしていきます。（ECUリセッティング前提）


まず今回用意したブツはこちら。
NGK レーシングプラグ♯10
NGK パワーケーブル
東名パワード 調整式燃料レギュレーター一式
戸田 スライドカムプーリー
パワーエンタープライズ ケブラータイミングベルト

他にDC2タイプR純正エアクリーナーボックス、DC2タイプR純正エキマニも用意。

まずは電気関係の整理からです。

この車両は「ラストプロテクター」というボディの錆防止グッズと「ホットイナズマ」というアーシングにコンデンサが合体した様な不思議な物体が装着されていました。

これらは不要と判断して撤去します。
またプラグケーブルはノロジーのホットワイヤーでしたが経年劣化を考慮してこちらも交換。

ガソリンタンクの様子を見がてら燃料ポンプの交換。

ノーマルエンジンの場合、燃料ポンプはノーマルでも容量足りますが、将来の仕様変更も見越して変更です。

とりあえずガソリンタンクの中は…キレイでした。毎日乗ってるとこういうトコは比較的安心。

アップ。

某車種用の純正ポンプ（信頼と実績のデンソー製）は小加工でポン付けできます。

【上】流用ポンプ装着後
【下】純正ポンプ

全長が15ミリほど違いますね。

燃料ポンプ比較。

【右】ノーマル
【左】流用ポンプ

怪しいポイントNo.1！

レギュレーターは純正加工品が装着されていましたが、なんだか叩き過ぎの様な…？

装着されていたECUはN1ベースの現車合わせとの事なので、燃圧低くてもその分通電時間長くして帳尻合わせしていたと予想。

キチンと加工された物（オススメはTRYBOX製）もありますが、適当に叩くと逆に燃圧が低くなる場合があるので注意です！

今回は東名パワードのレギュレーターに交換しました。

燃圧は4キロに設定。噴射量を増やす目的以外にも霧化特性が良好になるという嬉しい副作用も。純正燃料ポンプだと負担掛かり過ぎてリスキーなので注意です！

毎回悩む装着場所はバルクヘッドに決定。

デリバリーラインから最短距離に設置。アメリカンパーツで純正位置に装着できるレギュレーターもありますが（主に振動が原因で）まあまあの頻度で燃圧が狂う事があるので信頼と実績の国産をバルクヘッドに設置が安牌だと思います。見た目はアメリカンパーツの圧勝だけに悩むポイントではあります…



②へ続く→