Y塾長のブログ一覧

山奥の山道をどれだけ歩いたでしょうか…

山道脇のうっそうと木が生い茂る雑木林から血の臭いのような異臭を感じたのです。

私は辺りを慎重に見回すと雑木林内に何か白い物体が地面に転がっているのが目に入りました。

私は「まさか！」と思いながら雑木林内に足を踏み入れ、その白い物体に近づくと…


地面に敷かれた新聞紙の上に体をスダズタに切り裂かれ手や足や内臓がバラバラになった白い猫の遺体が血まみれになって横たわっていたのです！！


あまりにも凄惨な遺体の状態なので一瞬、肉食の野生動物に襲われたのか？と思ったのですが、よく見ると何か鋭利な刃物で人工的に切り刻まれた新しい傷痕なので人間の手によって惨殺されたとしか思えませんでした。

しかも決定的な証拠は新聞紙の上に置かれて“解体”をされていることです。

私は猫が可哀想で可哀想で胸が締め付けられ苦しくなりました。

と同時に私は直感的に「あの人だ！」と、数十分前に山道で擦れ違った怪しい男性の顔が頭に浮かび上がってきました。

当然その男性が犯した犯行だという証拠は何も無いのですが、私にはそう思えて仕方なかったのです。

犯人は猫の遺体を山中に放置して何かのエサにでもしようとしたのでしょうか？
どういう理由であれ例え猫などの動物であろうと、このような人間の勝手な猟奇的行為が許されるはずはありません。

しかも過去に起きた猟奇殺人事件の犯人は実際に人間の犯行に及ぶ前に動物を使って“解体練習”を行っていたケースが多々ある為に私は気になるので念のために110番をして警察へ通報をしました。

警察の対応は動物ということもあってか「あっそうですか。一応、確認をしますので遺体はそのままにしておいてください」ぐらいの簡単な対応でした(やはり…)

何とも複雑な心境ですが、今回の一件が大きな殺人事件などに発展しないことや動物虐待が無くなることを心から願ってやみません(>_<)



※文章を読んで気分を害された方もおられるかとは思いますが、世の中の裏にはこのような悲惨な現実もあるということを知って頂きたいと思い掲載をしました。