エンジンＯＨ　分解　ポート研磨

カッターなどでガスケット類をすべて剥がします

剥がれにくいのでガスケットリムーバーやスクレイパーなど色々用意して丁寧に剥がしていきます

ピストンやシリンダーヘッド類　ブロックなどを洗浄します

メタルクリーンを使ってアルミ類のカーボン落とし　

UNiCON(ユニコン)エンジンクリーナーで鉄類　ブロック類を洗浄しました

お湯を使うとかなり落ちやすくなりますが８０℃以内にしておかないと材質が変質する可能性があるのでほどほどに

たわしや歯ブラシでピストンのリングに溜まったスラッジを落とし　ポート内のカーボンもしっかり落とします

ピストン及びコンロッド　コンロッドキャップには気筒番号と向きをポンチなどで刻印しておきます

各部測定　今回はヘッドとブロックのゆがみくらいしか見ません　腰下はピストンリングのみ交換です

シリンダーヘッド 0.05mm
ＩＮマニホールド0.10mm
シリンダーブロック0.05mm

が限度

ブロック側は冷却水路付近が荒れているのでオイルストーン３００番で磨き

ＩＮ＆ＥＸのガスケット面も同じくオイルストーンで磨き

画像は荒削り後のモノ

中古ガスケットをつけてリューターでバリを削りガスケットと段付きがなくなるほど丁寧に削ります

ガスケットと１ｍｍ以上段付きがありました　所詮は量産エンジンなのでこんなもんでしょう

見てわかるくらいのポート内部の段付き

インポート側が特にひどい

インポート側も同じく削ります

奥側の２つに分岐するところは肉厚になっていて抵抗になるので薄く均等にＶ字になるように削ります

全体的に粗削りが終了

インテークマニホールドも同じく段付き修正します

ガスケットつけて削る前はこんなレベルです（笑）