サスペンション・アライメント測定工具(その2)
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小生の愛車ミラージュは、リアのトー角も調整ができるようになっています。
トレーリングアーム中間部とボディ側を接続しているリンクの長さを偏心カムにより調整します。
フロントのトーは総ての車で調整が可能だと思いますが、リアは調整不可という車種もめずらしくありません。
「FF車のリアのトーは、操縦性にかなり影響する。」とはよく言われることですが、自分にとってもかなり神経を使っている部分です。
ジムカーナを趣味としている関係上、できる限りコーナー前半(進入)で向きを変えたいので、「トーアウト(前広がり)とし、進入ブレーキでリアを動きやすくする。」というのが一般的なところではないでしょうか。
ただ、どのくらいに設定するかは、その車の仕様、走るコース、個人の好みの動きによって変わってくるので、いろいろ試す必要があります。
2
「トーをどの程度にするか?」という問題も然ることながら、リアは左右個別で調整することが多いため、左右の角度をそれぞれ同じに合わせてやる必要があります。
左右合わせ用に、自分の場合は簡易型のサイドスリップテスターを使用しています。
これは近所の工具屋さんで、たしか12000円程度で購入したものです。
左右別々に測定し、テスターの針の振り具合を合わせてやることで、左右の同調を取っています。
(車の周囲に糸を張り巡らして、左右同調を取るのが本筋であることは重々承知していますが・・・)
ただこのテスターを使用するにもコツが必要です。
・テスタへの進入速度を左右で同じくらいにする。
・テスターを平坦な場所に置く。
(路面にうねりがあると、針が動き過ぎる場合がある。)
・内部に埃、砂等が進入するので、時々バラして内部のローラを掃除する。
針の目盛により、トーの変化量もだいたい把握できますが、自分の場合、別途自作工具でトーアウト量の最終確認を行ないます。
3
別途自作工具とは・・・・
大したものではありません。
使い古しのパンタグラフ型ジャッキに、DIY店で売っている形鋼(棚用の部品)を取り付けたものです。
これを2式準備し、ジャッキ部で高さ調整を行ない、タイヤに押し当てます。
前後それぞれの形鋼間の寸法をメジャーで測定すれば、トーアウト量が確認できます。
要点
・メジャーは、引き出してロックが効くものが使いやすい。
・メジャーは、なるべく細いタイプがピンと張れて使いやすい。
・パンタグラフ型ジャッキは結構重いので、測定時動きにくいので良い。
・パンタグラフ型ジャッキは高さ調整が可能なので、メジャーが真っ直ぐ引ける位置に調整しやすい。
・棚用の形鋼は溝がたくさん設けてあるので、メジャーを引っ掛けるのに都合がよい。
(引っ掛けてテープで止めておくと、一人作業が可能。)
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完璧主義者の方は、お店のきちんとした測定工具で調整することをお勧めします。が、これらの方法でも結構いけてしまいます。
足回りのアライメントは、なかなか一度で好みの動きに持っていけない場合が多いので、自分の信じる方法でじっくり答えを見つけていくのも楽しいものです。
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