国峰城の次は、甘楽町から富岡市へ入り、内匠城を訪れました。
内匠城は、上信越道富岡ICのすぐ東にあります。
国峰城から向かうには、県道46号線を北上し、上信越道の下をくぐると、左に大きくカーブする場所があるので、其処を左に曲がると、坂道になります。
其のまま畑道を進んで、上信越道を橋で越えると、すぐT字路になるので左へ。
行き止まりになり、もう其処は城址になるので、路上に車を停めて、散策開始です。
内匠城
小幡氏の旗頭、倉股大炊助の居城と云われるが、史料には全く存在しないらしい。
天正18年(1590)の小田原の陣で、上杉景勝配下の藤田信吉が此処に在城し、国峰城を攻めたとも云う。
い 二の曲輪
城内に入ると、軽トラが一台通れるくらいの道以外は、薮がヒドい。
写真は二の曲輪ですが、篠だらけ(^_^;)
二の曲輪の北の空堀は、埋まってしまったみたいでありませんでした。
ろ 空堀 其の壱
二の曲輪と本曲輪の間にも空堀があり、虎口には土橋があります。
土橋から空堀をのぞいた写真。
は 本曲輪
本曲輪は、ぐるっと土塁に囲まれてます。
南東を下ると、堀切とささ曲輪があるんですが、不覚にも車を運転するのにトレッキングシューズからスニーカーに履き替えたまんまだったので、降りるのを断念しました(^_^;)
に 櫓台
本曲輪の西南端は、櫓台があったと思われる平坦地があり、現在は稲荷神社が建ってます。
此処にも、四等三角点 稲荷山がありましたよ〜。
へ 空堀 其の弐
本曲輪から一度戻って、全体の位置を確認すると、城の北端は上信越道によって破壊されている様です。
此処は、ギリギリ残った空堀ですが、薮でよく分かりませんね〜。
と 空堀 其の参
残った空堀を歩いてみました。
幅も深さもしっかりあって、ダイナミック。
やっぱ堀は降りて歩いてみるもんですが、竹で歩きづらい〜。
と 空堀 其の四
此処は、空堀が十字に分かれる場所。
規模はそんなに大きくないですけど、空堀と櫓台なんかから見ると、やっぱ天正時代に改修されてるんでしょうね。
空堀が面白い城ですが、全部廻り切ってません。
本当は、東から南にかけて斜面が広がる崖端城なんですが、此の日歩いただけでは、平城と云う印象だけ。
アクセスも容易なので、季節を変えて再度訪れてみたいですね。
参考サイト:
余湖くんのお城のページ
参考文献:日本城郭大系4
本日は此れ切り。
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上州小幡の城 | 旅行/地域
Posted at
2013/05/21 23:06:34