ラテン車「メンテナンス沼」

外心に出さず、内心に留める「思想の自由」は、日本国憲法により認められている。
拠って、以下の記述は、単なる「クルマ好きの内心」だと思って赦されたい…
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西欧ラテン系のフランス車である「ルノー」を購入して、ビックリの連続である。
フランス車はゲルマン系のメルセデスやポルシェと違い、パーツ供給体制が緩い。
「名車」を製造する自動車会社は、部品供給体制も、やはり「名社」である。
「名車」は「名社」により維持管理されて、「名車」として君臨する。
「実用車」」は「実用社」により責任放棄されて、「実用車」として忘れ去られる。
ラテン系のプジョー、シトロエン、ルノーは「実用社」により「実用車」とされ、単に乗り潰され、廃車の道を、一途に歩まされている。

最近、初めて購入したCLIO V6は、たまたま並行輸入車であった。
クルマを購入した会社は、ほぼ「販売だけの会社」で、メンテは不得意。
仕方なくメンテの件で、『ルノーお客様相談室』に電話をし問い合わせてみた。
『ルノーの並行輸入車を購入したが、修理はお願いできますか？』と問うと、
『ルノージャパンで販売した車両以外は修理は受け付けていない』との回答。
メルセデスやポルシェでは、数十年も前から、正規も並行も関係なく修理をしてもらえるのに、旧態然というか、時代錯誤というか、馬鹿げている体制である。



フランス車に対し、またルノーに対し、全く無知の私が、Netを頼りに修理をして頂ける民間のメンテナンス業者を探した所、何社かの情報を得て連絡を取りましたが、ドイツ車とは異なり、フランス車を真剣にメンテして頂ける業者は皆無に近いもので驚きました。

玉石混沌とする、フランス車のメンテナンス業者の中で、
取り分け素晴らしいのは『J-ENGINE/埼玉』様、ルノー乗りには「神様」です。
フランス車に対するメンテナンスの姿勢には、頭が下がります。

次に素晴らしいのは『La,Gordini/静岡』様、ラテン車乗りには「天使」ですね。
こちらも、メンテナンスに対する取り組み方には、頭が下がります。

私が埼玉県人か静岡県人であれば、確実に「入り浸り」嫌われるでしょう。
『J-ENGINE/埼玉』様、『La,Gordini/静岡』様、私が大阪で良かったですね！笑

残念ながら、私は大阪人ですので、地元大阪が世界に誇る、「日本一の無国籍メンテナンス業者」である『興和モータース/大阪』に「入り浸って」います。
毎回、面倒なクルマを持ち込み御迷惑をお掛けしていますが、「CLIO V6」という厄介なクルマで、また面倒をお掛けしますが、宜しくお願いします。



誠意と真摯が備わる「フランス車のメンテナンス業者」は、極めて数少ないですが、上記の三社の様に、日々誠実に馬鹿なオーナーに対し悪態も突かず、真摯に対応して下さる素晴らしいメンテナンス業者もおられます。

彼らの様な立派なメンテナンス業者が少しでも居て下さる限り、何とか「CLIO V6」を動かす事が叶うと信じて、恐る恐る、メンテを依頼したいと思います。笑