F1シンガポールGP決勝。

F1第14戦シンガポールGP決勝

2年目を迎えたナイトレースのシンガポールです。
スーティルのアクシデントでSCが導入されるなど、荒れた中しっかり速さを見せたハミルトンが今季2勝目を上げました。グロックは上位の脱落やレース中の好走などがあり、トヨタにとってはバーレーン以来グロックにとってはマレーシア以来の表彰台を獲得しました。
3位には去年のウィナーのアロンソがさすがの走りでFLをマークし、今季初表彰台です。

そして今回序盤優勝争いを展開したロズベルグはピットアウトの際に、白線を跨ぎペナルティーを受けました。あとベッテルはピットレーンの速度オーバーで同じくペナルティーを受けることになりました。チャンピオン争いの2人は後方からのスタートでしたが、必死に順位を上げ見事ポイントを獲得しました。あと一貴はSC導入中のチームの作戦が外れるなど取れそうだったポイントを逃しました。
今回の結果を受けリタイヤしたウェバーはポイント上でもタイトル獲得の可能性がなくなりました。

去年に続き面白いレースになりましたね。
ただロズベルグとベッテルはちょっともったいないミスでした。そしてチャンピオン争いは場合によっては次戦の鈴鹿で決まる可能性もあり、トヨタも鈴鹿エアロ(シンガポールで先行導入)で臨むようなので日本GPも面白いレースになりそうです。　

　1 L・ハミルトン 　　　　　　　マクラーレン(KERS)
　2 T・グロック 　　　　　　　　　トヨタ
　3 F・アロンソ 　　　　　　　　　ルノー
　4 S・フェッテル　　　　　　　　 レッドブル
　5 J・バトン 　　　　　　　　　　ブラウンGP
　6 R・バリチェロ 　　　　　　　ブラウンGP
　7 H・コバライネン 　　　　　　マクラーレン(KERS)
　8 R・クビサ　　　　　　　　　　 BMWザウバー
　9 中嶋一貴 　　　　　　　　　ウイリアムズ
10 K・ライコネン 　　　　　　　　フェラーリ(KERS)
11 N・ロズベルグ 　　　　　　　ウイリアムズ
12 J・トゥルーリ 　　　　　　　　トヨタ
13 G・フィジケラ 　　　　　　　　フェラーリ(KERS)
14 V・リウッツィ　　　　　　　　 フォースインディア

リタイヤ 　
　　J・アルグエルスアリ 　　　　トロロッソ　　　　　　　　　[ブレーキ]
　　S・ブエミ 　　　　　　　　　　トロロッソ　　　　　　　　　　[ブレーキ]
　 　M・ウェバー 　　　　　　　　レッドブル　　　　　　　　　[ブレーキ]
　 　A・スーティル 　　　　　　　フォースインディア　　　　[アクシデント]
　　N・ハイドフェルド 　　　　　　BMWザウバー　　　　　　[アクシデント]
　　R・グロージャン 　　　　　　ルノー 　　　　　　　　　　[メカニカル]