
IRC第11戦 ラリー・オブ・スコットランド
シーズンも終盤の1戦であるスコットランドはポイント係数が1.5倍となり、チャンピオン争いでも重要な1戦となります。
ウェットの難しいコンディションのラリーでは、母国のウィルクスが幸先のいいスタートを切ったと思われましたが、SS4でディッチにはまりタイムロス、そして最終的にはSS15でリタイヤと苦しい流れは変わりません。
その後ラリーはミケルセンのリードで続いてきます。チャンピオンシップ的に稼ぎたいハンニネンは、DAY2に入ってからミケルセンに対して差を縮めていきますが、ミケルセンはリードを守りきり、ミケルセンは自身IRC初優勝を飾りました。2位にはハンニネン、3位にはグラベルは得意ではないものの、ブフィエが貴重な表彰台を獲得しました。4位には地元最上位のブリーン。他の地元勢では、ブリーンと共にWRCアカデミーに参戦するフィッシャーは8位、イギリスチャンピオンに輝いたボギーはサスペンションを壊し、マクレーはまたもトラブルに見舞われました。
ポイントリーダーのコペッキーはトップをキープしてはいますが、ハンニネンに詰められることに。
新井選手はIRC初めての入賞を飾り、同時にプロダクションカップ初優勝も飾りました。
2WD部門では、エストニアのカングーが初優勝を飾りました。
最終戦のキプロスはポイント係数が2倍となり、まだチャンピオンシップは分からない状況となっています。
1位 J.コペッキー 131pts
2位 J.ハンニネン 125pts
3位 T.ヌービル 115pts
4位 A.ミケルセン 111.5pts
5位 B.ブフィエ 110.5pts
6位 F.ロイクス 103pts
1 A.ミケルセン ファビアS2000
2 J.ハンニネン ファビアS2000 +26.4
3 B.ブフィエ 207 S2000 +1:35.3
4 C.ブリーン フィエスタS2000 +2:05.1
5 J.コペッキー ファビアS2000 +2:11.7
6 T.ヌービル 207 S2000 +3:10.4
7 T.ガルデマイスター ファビアS2000 +3:11.5
8 A.フィッシャー フィエスタS2000 +4:59.9
9 新井敏弘 (PC
1st) インプレッサR4 +8:17.6
10 M.カール ファビアS2000 +9:36.1
14 M.カングー (2WD
1st) シビックType R R3 +16:22.9
15 奴田原文雄 (PC 3rd) インプレッサR4 +16:48.7
リタイヤ
A.マクレー サトリアネオS2000 [SS5 メカニカル]
P.G.アンダーソン サトリアネオS2000 [SS11 メカニカル]
P.サンデル ファビアS2000 [SS11 アクシデント]
D.ボギー (PC) ランサーエボⅨ [SS12 アクシデント]
J.ニカラ (PC) ランサーエボⅨ [SS13 アクシデント]
G.ウィルクス 207 S2000 [SS15 アクシンデト]
情報 ewrc result
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Posted at
2011/10/11 19:05:30