
IRC第6戦 ゲッコー・イプルーラリー
前戦のIRCでは初開催だった、イタリアのタルガフローリアでは207 S2000をドライブしたC.ブリーンのコドライバーである、G.ロバーツが亡くなるという痛ましい事故が発生してしまいました。
ご冥福をお祈りします。
その悲しみの中向かえたのは、ベルギー伝統のイプルーです。
ラリーはミケルセン、ハンニネンのシュコダワークス勢に対して、地元の雄ロイクスが追いかける展開に。しかしSS7で、ミケルセンがサスペンションを壊し、脱落。
その後はハンニネンがロイクスとの差をキープしながらDAY3を迎えても、差は縮まらずハンニネンが今季2勝目を飾っています。ただランキングはリタイヤしたミケルセンが依然トップです。
2位、3位には地元のロイクスとチューン。5位には唯一のミニ勢のスナイヤーズ。
6位にはケガから復帰したフローディンとなりました。
プロダクションカップでは、優勝候補のヴァン・ダン・ヒューベルがリタイヤを喫したこともあり、アイグナーが今シーズン2勝目を飾りました。
2WDカップでは、カングーが優勝を飾り、ハントと並び同率のランキングトップとなりました。
1 J.ハンニネン ファビアS2000
2 F.ロイクス 207 S2000 +46.5
3 Pチューン ファビアS2000 +2:14.6
4 P.スナイヤーズ ジョンクーパーワークスS2000 +2:55.7
5 M.ソロヴォブ 207 S2000 +5:25.4
6 P.フローディン フィエスタS2000 +5:55.5
7 M.ヴィアネス 207 S2000 +9:37.8
8 J.ランジェナケス 207 S2000 +9:55.6
9 A.アイグナー (PC
1st) インプレッサR4 +10:27.1
10 A.タルスタック ファビアS2000 +10:38.9
12 M,カングー (2WD
1st) シビック Type R R3 +13:01.9
リタイヤ
A.ミケルセン ファビアS2000 [SS7 サスペンション]
J.ヴァン・ダン・ヒューベル(PC) ランサーエボⅩ R4 [SS8 アクシデント]
R.バラブル ファビアS2000 [SS15 ギアボックス]

JRC(全日本ラリー選手権) 第4戦 ARK ラリー洞爺
4戦目の今回は、北海道で行われた洞爺です。この洞爺はラリー北海道の前哨戦としての面もあり、各車様々な気持ちを持って臨みます。
今回ラリーを引っ張ったのは、クスコの柳沢選手でした。DAY1を終えた段階では、今回APRC前のテスト参戦を果たしているチームメイトの炭山選手とワンツー体制を気付きました。
しかしDAY2には勝田選手も目を覚まし、2位に上がってきます。さらにベテラン石田選手も順位を上げていきます。
トップ争いでは、勝田選手が見る見る内にタイム差を縮め、10秒以内まで入ってきます。柳沢選手としては前戦福島で僅差で敗れているため、負けられないバトルとなりました。
結果6秒差で抑えきり、柳沢選手が去年のラリー北海道以来の優勝を飾りました。
再びインプレッサにマシンをチェンジしたクスコにとっては、今シーズン初優勝です。
2位は勝田選手です。勝田選手は依然としてポイントリーダーを守っています。
3位は石田選手、今回苦しい戦いとなった奴田原選手はランキングを3位に落としてしまいました。5位にはスポット参戦の炭山選手となりました。
JN3クラスでは、2戦目となるクスコの86が快走を見せます。しかしDAY2に村田選手に先行を許し、結果村田選手が優勝を果たしました。
JN2クラスでは、デミオを駆る上原選手が見事に優勝を果たしました。
1 柳澤宏至 インプレッサWRX STI
2 勝田範彦 インプレッサWRX STI +6.3
3 石田正史 ランサーエボⅩ +29.1
4 奴田原文雄 ランサーエボⅩ +36.9
5 炭山裕矢 ランサーエボⅩ +48.6
6 福永修 インプレッサWRX STI +1:01.1
7 桑田幸典 ランサーエボⅨ +1:03.7
8 高山仁 ランサーエボⅧ +1:04.8
9 大嶋治夫 ランサー エボⅨ +1:05.1
10 岩下英一 ランサーエボⅨ +1:11.8
15 村田康介 (JN3 1st) ブーンX4 +5:35.7
16 三好秀昌 (JN3 2nd) クスコ 86 +5:51.2
21 上原淳 (JN2 1st) デミオ +6:45.1
リタイヤ
天野智之 (JN2) ヴィッツRS [SS5 サスペンション]
鎌田卓麻 インプレッサWRX STI [SS5 エンジントラブル]
ブログ一覧 |
IRC | 日記
Posted at
2012/07/02 19:14:36