
F1第13戦 Italian GP Final
ティフォシが見つめる中、波乱のイタリアGPとなりました。
スタートでは、バトンが少し遅れた隙をついて、マッサが2位に浮上します。
中盤では、アロンソが徐々にポジションをあげていきます。
上位陣は1ストップ、中盤以降では2ストップが主流となると見られていた今回のレース。
1ストップ勢で最初に動いたのはマッサ、そのあとにはアロンソ、ベッテル、バトンらがピットに入り、トップのハミルトンは23周までいってからピットを行いました。
ただペレスはスタートタイヤがハードということもあり、ハイペースのまま30周まで引っ張ってからピットを行い、ここで順位が再び落ち着きます。
しかし2位につけていたバトンが突然バックストレートで、トラブルでストップ。ここでフェラーリは2,3位体制を築き最高の展開かと思われましたが、その後ろからミディアムタイヤを装着したペレスがファステストを連発しながらあっと言う間にフェラーリの2台へと近づき、あっさりと1台ずつパスしていきます。
そのさなか、ドライブスルーを受けて10位から追い上げていたベッテルがストップ。さらにレッドブルではウェバーも終盤ベッテルと同様にトラブルに見舞われレッドブルには最悪の週末に。
トップ争いでは、ペレスがハミルトンより速いペースで追いかけますが、既にレースは残り数周となっており、ハミルトンがポールトゥーウィンで今季3勝目を飾り、さらにランキング争いで2位に浮上しました。
2位には、作戦と走りが完全にマッチしたペレスが今季3度目の表彰台を獲得しました。
3位には、予選のトラブルで苦しいレースかと思われましたが、見事ポディウムをゲットしたアロンソ。以下マッサ、ランキング3位へと浮上を果たしたライコネン、2ストップで後半追い上げたメルセデス勢と続きました。
可夢偉はセッティングが決まらず、厳しいレースとなりましたがなんとかポイントを獲得しました。
情報 ESPN F1
バトン、ベッテル、ウェバーと上位陣がここまでトラブルで落ちてしまうとは予想外のレースとなりましたね~。
ただこれで勝ったハミルトンにはとても大きいレースとなりましたし、気づけばライコネンも3位まで上がってきましたね。
ただアロンソは相変わらずしぶとい走りで3位に入ったのは、十分過ぎる結果ですよね。
そして今回のレースで最も輝いていたのはペレスでしたね。上位陣とはタイヤ選択が異なる1ストップとなりましたけど、両方ともフレッシュなタイヤでのレースとなり、素晴らしいレース展開を見せましたね。その反面可夢偉にはタフなレースになってしまいましたね・・。
色々な原因があると思いますが、とにかくポイントは取れましたし、今日は何よりペレスが凄すぎましたねw
1 L.ハミルトン (KERS) マクラーレン
2 S.ペレス (KERS) ザウバー
3 F.アロンソ (KERS) フェラーリ
4 F.マッサ (KERS) フェラーリ
5 K.ライコネン (KERS) ロータス
6 M.シューマッハ (KERS) メルセデスAMG
7 N.ロズベルグ (KERS) メルセデスAMG
8 P.ディ・レスタ (KERS) サハラ・フォースインディア
9 小林可夢偉 (KERS) ザウバー
10 B.セナ (KERS) ウィリアムズ
11 P.マルドナド (KERS) ウィリアムズ
12 D.リカルド (KERS) トロロッソ
13 J.ダンブロジオ (KERS) ロータス
14 H.コバライネン (KERS) ケータハム +1lap
15 V.ペトロフ (KERS) ケータハム +1lap
16 C.ピック マルシャ +1lap
17 T.グロック マルシャ +1lap
18 P.デ・ラ・ロサ HRT +1lap
19 N.カーティケアン HRT +1lap
リタイヤ
M.ウェバー (KERS) レッドブル・レーシング [メカニカル]
N.ヒュルケンベルグ (KERS) サハラ・フォースインディア [メカニカル]
S.ベッテル (KERS) レッドブル・レーシング [メカニカル]
J.バトン (KERS) マクラーレン [メカニカル]
J.E.ベルニュ (KERS) トロロッソ [メカニカル]
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F1 | 日記
Posted at
2012/09/10 02:00:26