
第42回 ニュルブルクリンク24時間耐久レース 2014
国内ではJsportsで初めて生放送が行われた今年。
予選でポールを獲得したのは、66号車Dörrのマクラーレンでした。レースは序盤から荒れ模様となり、クラッシュが連鎖する展開。
ル・マンを制したファスラーも名を連ねた3号車アウディも早々にリタイヤに。また80号車GT-Rも接触により余計なピットを強いられます。
序盤はポールスタートの66号車が引っ張りますが、徐々に後退し最後にはリタイヤに終わります。
中盤からは20号車BMW、1号車メルセデス、4号車アウディらによるトップ争いへと移ります。ただ20号車は接触などで順位を落としていきます。
この中で4号車は大きなトラブルや接触がなく順調なレース運びを続けます。
結果4号車はこのままポジションを守りきり、アウディとしては先日のル・マンに続き24時間レースを連勝という結果を残しました。
2位は去年のウィナーである1号車、3位には22号車。
今回日産の80周年、NISMOの30周年ということでほぼワークス体制で臨んだ日産。3台のGT-Rを投入しましたが、30号車は夜間にクラッシュ、80号車も接触やトラブルなどで24位に終わります。グランツーリスモの山内氏もドライブした24号車は今年は14位で完走を果たしています。

こちらも3台で臨んだGazoo Racingは、次期スポーツカーへの開発車両としても持ち込まれたLFA codeXが総合11位、さらに従来の進化型のLFAも13位、さらに86は54位ではあるものの、3台ともにクラス優勝を飾るという素晴らしい結果をもら足しました。
またLFAにはモリゾーこと豊田章男社長もドライブしました。
STIは日本ではデビュー前の新型WRX STIを投入しましたが、まだマシンの熟成不足もありトラブルなどもありクラス4位という悔しい結果に。
またル・マンなどを戦うJOTAレーシングとしジョイントの形で参戦したマツダは、惜しくもリタイヤに終わっています。
情報 オートスポーツweb
Nurburgrin 24h
1 (SP9 GT3
1st) Phoenix Racing R8 LMS Ultra
ハッセ/マメロー/ラスト/ビンケルホック
2 (SP9 GT3 2nd) Black Falcon SLS AMG GT3 ブレークモレン/シモンセン/メンゼル/アーノルド
3 (SP9 GT3 3rd) Rowe Racing SLS AMG GT3
ゼヘ/ホーヘナーデル/バスティアン/エンゲル
4 (SP9 GT3 4th)Falken Motorsports 911 GT3R ヘンザー/ダンブレック/ラッジンガー/インペラトーリ
5 (SP9 GT3 5th) Aston Martin Racing Vantage GT3
ミュッケ/ターナー/ラミー
11 (SP PRO
1st) Gazoo Racing LFA codeX 飯田/脇坂/井口
13 (SP8
1st) Gazoo Racing LFA 木下/石浦/大嶋/モリゾー
14 (SP9 GT3 11th) Schulze Motorsport GT-R NISMO GT3 山内/シュルツ/シュルツ/トレソン
24 (SP9 GT3 13th) Nissan RJN GT-R NISMO GT3 ハイドフェルド/オルドネス/バンカム/ストラス
32 (SP3T 4th) STI WRX STI 吉田/佐々木/ラッセー/バンダム
54 (SP3 1st) Gazoo Racing 86 影山/佐藤/蒲生
リタイヤ
(SP9 GT3) Nissan RJN GT-R NISMO GT3 クルム/星野/田中/千代
(SP9 GT3) Dörr Motorsport GmbH MP4-12C GT3
エストレ/コックス/ミューレン/バート
(V3) Mazda Team Jota MX-5
ヨハンソン/加藤/マイルデンホール/カウフマン
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endurance race | 日記
Posted at
2014/06/23 01:28:46