
ADAC Rallye Deutschland 2014
今シーズン初のフルターマックのドイツ。
VWにとっては大事な母国ラリーとなる1戦ですが、大きな波乱が待っていました。SS5まではオジェとラトバラが後続を引き離す展開に。
しかしSS6でオジェがコースオフし、ダメージが大きくこの時点でリタイヤに。DAY1はラトバラがトップ、2位にミークというオーダーに。
続くDAY2ではラトバラがリードを広げ、1分程のギャップを築き最終日へ向かいます。
DAY3では、ラトバラが楽々優勝かと思いきや、最初のSS15でまさかのクラッシュ。再び走り出すことはできず、VWワークスはミケルセンを除き全滅に。
これでトップに浮上したミークでしたが、こちらもクラッシュを喫しリタイヤ。最終日の波乱を制したのは今年から参戦のヒュンダイi20を駆るヌービルでした。
ヌービルにとって初優勝、そしてヒュンダイにとってもWRC初優勝という快挙を果たしました。さらにソルドが2位に入りヒュンダイ1.2フィニッシュに。
地元で悔しい結果となったVW勢ではミケルセンが3位で唯一の完走。エバンスはチームメイトを破り、自己ベストの4位。ヒルボネン、オストベルグは振るわず5位、6位に。
WRC2では、タナクとのバトルを制したティディマンドがWRC2初優勝を飾りました。タナクは2位に入り、ランキングでも2位へポジションアップ。3位は地元のクレマーが入りました。
WRC3とJWRCでは、ルフェーブルが2クラスでの優勝を飾りました。
1 T.ヌービル i20 WRC
2 D.ソルド i20 WRC +40.7
3 A.ミケルセン ポロR WRC +58.0
4 E.エバンス フィエスタRS WRC +1:03.6
5 M.ヒルボネン フィエスタRS WRC +1:10.5
6 M.オストベルグ DS3 WRC +1:22,7
7 M.プロコップ フィエスタRS WRC +4:52.8
8 D.カイパース フィエスタRS WRC +9:18.1
9 P.ティディマンド(WRC2
1st) フィエスタR5 +11:35.4
10 O.タナク (WRC2 2nd) フィエスタR5 +11:37.2
19 S.ルフェーブル (WRC3
1st) DS3 R3T +20:25.2
パワーステージ SS18 19.27km
1 E.エバンス [
3pts]
2 T.ヌービル +0.9 [
2pts]
3 M.ヒルボネン +2.0 [1pt]
リタイヤ
S.オジェ ポロR WRC [SS8 アクシデント]
S.シャルドネ DS3 R5 [SS10 メカニカル]
B.スーザ フィエスタRS WRC [SS11 アクシデント]
R.クビサ フィエスタRS WRC [SS15 メカニカル]
J.M.ラトバラ ポロR WRC [SS15 アクシデント]
K.ミーク DS3 WRC [SS16 アクシデント]

APRC第4戦 ラリーマレーシア
APRCでも随一の難関ラリーとして数えられるマレーシア。
今回初参戦となるコペッキーはトップを順調に走行していましたが、SS5でサスペンションを破損しリタイヤ。そこからはギルがトップへと代わります。結果独走を続け、後続に10分以上の大差で今季2勝目を飾りました。2位には今季初参戦のクスコレーシングの炭山がしぶとく走りきり2位フィニッシュ。
3位はオーストラリアのペッダーとなりました。
1 G.ギル (AP
1/A
1) ファビアS2000
2 炭山裕矢 (A2) WRX STI +10:51.3
3 M.ペッダー (AP
2) ランサーエボⅩ +13:02.5
4 J.スー (AP3/A3) ファビアS2000 +13:24.2
5 S.アクサ クリオR3 +25:03.4
6 国沢光彦 (A4) インプレッサWRX STI +27:01.3
7 S.タクル (AP4/A5) インプレッサWRX STI +27:21.6
8 M.ヤング (AP5/J1) サトリアネオ +33:57.8
9 D.デヘラゴーダ (A6) ランサーエボⅩ +49:53.5
10 長谷川智秀 (A7) ランサーエボⅩ +1:00:10.0
リタイヤ
J.コペッキー (AP/A) ファビアS2000 [SS5 アクシデント]
Posted at 2014/08/29 19:16:11 | |
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