
ERC開幕戦 インターナショナル・ヤンナー・ラリー
2014年最も早く開幕を果たした、ERC開幕戦ヤンナーラリー。
オーストリアで行われるターマックイベントでは、雪も混じり難しいコンディションに。
今回上位を争うのは、ポーランドチャンピオンのカタノビッチ、チェコチャンピオンのペッチ、オーストリアチャンピオンのバウムシュラガー、WRC2チャンピオンのクビサといった各選手権のタイトルホルダー達。
初日は、その4人が順位を入れ替えながらのトップ争いに。しかしその中でカタノビッチがリタイヤで脱落。
DAY2に入り、バウムシュラガーが徐々にトップ争いから離されていきます。
初日トップで終えたクビサは、ジャンプスタートのペナルティもあり2位でラリーを進めていきます。
トップに立ったペッチとクビサはタイム差が10秒程のまま、最終SSに臨みます。この際、ペッチはスリック、クビサはウィンターとスタッドを組み合わせたチョイスに。
運命を分けたタイヤチョイス。最終SSの路面は、ウェットなコンディションとなりペッチは苦戦し、5番手タイムに終わります。一方でタイヤチョイスがバッチリ決まったクビサは、2番手に23秒つける素晴らしい走りで大逆転でのERC初優勝を飾りました。
クビサにとっては、フィエスタでの初めてのラリーで優勝となりWRCでの活躍が期待されます。
プロダクションカップでは、地元のチャンピオン経験者のハラッチが苦しみながらもS2000と対等に渡り歩き優勝。総合でも4位に入っています。
2WD部門では、こちらも地元のボームが優勝を飾っています。
情報 ewrc result
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1 R.クビサ フィエスタRRC
2 V.ペッチ ジョンクーパーワークスS2000 +19.9
3 R.バウムシュラガー ファビアS2000 +1:38.9
4 B.ハラッチ (PC 1st) ランサーエボⅨ R4 +3:00.3
5 J.タラブス ファビアS2000 +3:39.6
6 A.アイグナー 207 S2000 +4:33.4
7 V.ギャジン フィエスタS2000 +6:27.4
8 R.オドルジリック フィエスタR5 +7:16.3
9 R.コンサーニ 207 S2000 +9:42.2
10 H.ヒューバウワー (PC 2nd) インプレッサR4 +11:39.6
17 M.ボーム (2WD
1st) スイフトS1600 +20:24.5
リタイヤ
D.グラッシュ ポロS2000 [SS4 メカニカル]
S.テンペスティーニ (PC) インプレッサR4 [SS4 アクシデント]
K.カタノビッチ フィエスタR5 [SS6 アクシデント]
J.ケリー (PC) インプレッサWRX STI [SS8 エンジン]
Posted at 2014/01/06 23:28:13 | |
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