
WRC第10戦 Rally Australia
ニュージーランドとの隔年開催のため、2011年以来の開催となったオーストラリア。
初日は短いSSで形成されていましたが、オジェが2位以下に20秒付ける好調のスタートを切ります。
DAY2に入ってもオジェのペースは留まることを知らず、2位のヒルボネンに対して50秒近いリードを持ったまま最終日を向かえます。
結果次第ではチャンピオン決定の可能性のあるオジェは、DAY3も変わらずプッシュを続けパワーステージでもトップタイムをマークし、22SS中19SSでトップタイムと完璧な勝利を飾りました。
2位争いではヒルボネンが30秒ほどヌービルを離していましたが、最終のパワーステージでヒルボネンがまさかのパンクを喫し、ヌービルが2位に浮上します。
ヌービルが2位に入ったことにより、オジェのタイトル獲得は次戦のフランスまで持ち越しとなりました。
3位にはヒルボネン、4位にラトバラ、5位はオストベルグとなりました。
今回シトロエンのワークスからノミネートされたミークは、シェイクダウンではトップタイムをマークし、初日も4位につける好走を見せていましたが、フィンランドに続きリタイヤに終わりました。
WRC2では、優勝候補のパッドンが早々に脱落、そのためトップに立ったプラタソフとのバトルを制したアルクワリが今季3勝目でランキングトップに浮上しました。
1 S.オジェ ポロR WRC
2 T.ヌービル フィエスタRS WRC +1:32.1
3 M.ヒルボネン DS3 WRC +2:02.1
4 J.M.ラトバラ ポロR WRC +2:57.4
5 M.オストベルグ フィエスタRS WRC +3:17.2
6 A.ミケルセン ポロR WRC +3:37.6
7 E.ノビコフ フィエスタRS WRC +7:31.2
8 N.クイン ジョンクーパーワークスWRC +13:10.2
9 K.アルカシミ DS3 WRC +15:17.6
10 A.アルクワリ (WRC2 1st) フィエスタRRC +17:27.7
リタイヤ
A.アクサ (WRC2) フィエスタR5 [SS3 メカニカル]
K.ミーク DS3 WRC [SS22 アクシデント]

ERC第9戦 Rally Poland
2009年にはWRC開催を果たしたポーランドが、今年はERCの一戦に。
今回の注目はなんと言っても念願の初母国ラリー参戦となるクビサです。
ラリーでは、その期待のクビサが優勝争いを繰り広げます。しかし2位につけていたDAY1の最終SSで痛恨のクラッシュ。これによりリタイヤを余儀なくされます。
DAY2では、クビサが抜けたトップ争いは地元のチャンピオンのカタノビッチと、以前ポーランド選手権にレギュラー参戦していた経歴を持つブフィエの2人に絞られました。
2人は僅差のバトルを続けますが、カタノビッチが午後のループを前に10秒以上のリードを築きます。
結果カタノビッチが勝利を飾り、同時に今シーズンのポーランド選手権のタイトルも獲得しました。
2位にはブフィエ、3位にはERCランキングトップを独走しているコペッキー。
以下コシュツシコ、ホローチェク、ソロヴォウと地元勢が続きます。
プロダクションカップでは、リトアニア出身のブトビリアスが地元のチュチャラとのバトルを制して優勝を飾りました。
新井敏弘は前戦に続きエンジン周りにトラブルを抱え思ったようにタイムを伸ばせず、3位に終わりました。
1 K.カタノビッチ フィエスタR5
2 B.ブフィエ 207 S2000 +23.3
3 J.コペッキー ファビアS2000 +1:28.4
4 M.コシュツシコ フィエスタR5 +2:14.1
5 K.ホローチェク フィエスタRRC +3:15.5
6 M.ソロヴォウ フィエスタRRC +3:17.4
7 C.ブリーン 207 S2000 +3:33.5
8 Z.スタニゼウィスキ フィエスタRRC +3:48.2
9 V.ギャジン フィエスタS2000 +4:08.0
10 M.オレクスビッチ フィエスタS2000 +4:13.5
11 D.ブトビリアス (PC
1st) ランサーエボⅩ R4 +6:03.5
13 新井敏弘 (PC 3rd) インプレッサR4 +9:22.9
Posted at 2013/09/17 01:25:25 | |
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