弱いチームのブログ一覧

カタールのN.アルアティアはまだ来期の活動を決めていないようです。

2006年のPWRCチャンピオンで、MERC(FIA中東選手権)でも数回チャンピオンを獲得しているN.アルアティアは今年もPWRCに参戦しましたが、アクロポリスでの失格によりタイトル獲得を逃しました。
そんなアルアティアは来期に向けてIRC転向を考えているようで、使用するマシンやカテゴリーなどが近いうちに発表になるようです。
そして今季のIRC最終戦のスコットランドへの出場も考えているようです。ただコドライバーは今年と同じく元G.ガリのコドライバーを務めたG.ベルナッキーニだということです。

今年はプロドライブのせいでタイトル獲得を失ったようなものですから、来期インプレッサでPWRCに出る可能性は低いんでしょうね。
そうなると前噂されたファビアS2000になりそうですね。

IRCの来期のカレンダー(非公式)が明らかになりました。

来期は今季の11戦(ラリージャパンが非開催になったため)より1戦多くなります。
そして来期APRCとの併催で開催されると思われていたIRCラリージャパン(ラリー北海道)ですが、残念ながらカレンダーにはありませんでした。さらにサファリ、中国などヨーロッパ以外のラウンドも姿を消しました。
ただその代わりに来期WRC開催がないアルゼンチン、サルディニア、キプロスがカレンダー入りを果たしました。そしてイタリアとポルトガルは1国2イベント開催するようです。

1/20-23　　　　　　　　　　ラリーモンテカルロ　　　　　　　　　　　モナコ
3/4-6　　　　　　　　　　　ラリークリティバ　　　　　　　　　　　　　ブラジル
3/19-21　　　　　　　　　　ラリーアルゼンチン　　　　　　　　　　アルゼンチン
6/4-6　　　　　　　　　　　ラリーサルディニア　　　　　　　　　　　イタリア
6/24-6　　　　　　　　　　イープルラリー　　　　　　　　　　　　　　ベルギー
7/15-17　　　　　　　　　　ラリーアクロス　　　　　　　　　　　　　　ポルトガル
8/5-7　　　　　　　　　　　ラリーマデイラ　　　　　　　　　　　　　　　ポルトガル
8/27-29　　　　　　　　　　バルムラリー　　　　　　　　　　　　　　　チェコ
9/9-11　　　　　　　　　　　ラリーアストリアプリンチペ　　　　　　　スペイン
9/23-25　　　　　　　　　　ラリーサンレモ　　　　　　　　　　　　　　イタリア
10/14-16　　　　　　　　　ラリースコットランド　　　　　　　　　　　　スコットランド
11/4-6　　　　　　　　　　　キプロスラリー　　　　　　　　　　　　　　キプロス　　　　

正直ラリージャパンは決定事項だと思っていたのでショックですね。
ただ元々ヨーロッパ圏外のイベントはレギュラーチームがコストの問題などで遠征を嫌ってるんで、これが現実なんですかね。
ただそれを言ったらアルゼンチンも同じことになりそうなんでけどね。
でもイタリアとポルトガルが2回もやるんだったら、ジャパンがあってもいいような・・・。
　　　　　

G.ウィルクスがIRCに参戦しているプロトンから離脱するようです。

今季IRCに初参戦を果たしたプロトンですが、6戦参戦し最高位はロシアでの4位です。
ここまでプロトンのドライバーとしてウィルクスは、チームのMEMとの不仲が原因だと思われています。
そしてそのウィルクスの代わりに、最終戦スコットランドにはこの前にサトゥリアネオS2000でAPRCに参戦した、A.マクレーが代役を務めるようです。

これは今後のこと特にWRCなんかのことを考えるとウィルクスにとってはもったいないんじゃないでしょうか？でも居心地の悪いところにいるよりは、開発を務めているMML(元ミツビシWRCチーム)のランエボⅩを使ったほうがいいのかもしれませんね。

IRCラリーサンレモDAY2

5ステージで争われたDAY2では、DAY1を4位で終えたミークがもうプッシュし、SS5、6でトップタイムをマークし遂にトップに浮上。
そのままロセッティーを抑えきりミークが今季4勝目を飾り、さらにタイトル争いのライバルのコペッキーがリタイヤしたことにより、あと1戦を残しミークが自身初のIRCタイトルを獲得しました。そしてその後ろでは表彰台争いが白熱しましたが、ここは地元のトラバリアが見事3位を獲得しました。
しかしトラバリアは最終TCに3分遅れで入り、30秒のペナルティーを受け6位に終わりました。
そしてBFグッドリッチドライバーズチームの、キャンタメッサが7位までポジションをあげました。
あと期待されていたデュバルはSS8でリタイヤとなりました。

次戦は最終戦スコットランドです。

1 K.ミーク　　　　　　　　　　　　　207 S2000　　　　　　　　　　　　　　　　　　　+0.0
2 L.ロセッティー　　　　　　　　　グランデプントS2000　　　　　　　　　　　　　+15.7
3 N.ブイヨー　　　　　　　　　　　207 S2000　　　　　　　　　　　　　　　　　　　+16.9
4 F.ロイクス　　　　　　　　　　　　207 S2000　　　　　　　　　　　　　　　　　　+19.8
5 P.アンドレウッチ　　　　　　　　207 S2000　　　　　　　　　　　　　　　　　　+28.1
6 R.トラバリア　　　　　　　　　　207 S2000　　　　　　　　　　　　　　　　　　　+46.5
7 L.キャンタメッサ　　　　　　　　207 S2000　　　　　　　　　　　　　　　　　　+1:28.6
8 J.ハンニネン　　　　　　　　　　ファビアS2000　　　　　　　　　　　　　　　　+1:41.8
9 P.ロンギ　　　　　　　　　　　　ファビアS2000　　　　　　　　　　　　　　　　　+2:08.2
10 A.ぺリコ　　　　　　　　　　　　207 S2000　　　　　　　　　　　　　　　　　　+2:36.2

13 G.ウィルクス　　　　　　　　　サトゥリアネオS2000　　　　　　　　　　　　　+3:36.8

25 A.ブルカルト　　　　　　　　　スイフトS1600　　　　　　　　　　　　　　　　　+10:45.4

IRCラリーサンレモDAY1

今回は伝統のサンレモでDAY1は4つのSSで争われました。そして最終のSS4は44kmのステージもありました。
ラリーはここまで2連勝で1ポイントさでランク2位につけているJ.コペッキーですが、SS2でホイールとサスペンションにダメージを負いリタイヤとなりました。
そのコペッキーとタイトルを争うミークはSS2で3位を走っていましたが、SS3でブレーキトラブルで4位でDAY1を終えました。そしてトップは地元イタリアのアンドレウッチがSS2,SS3でトップタイムをマークし、トップに立ちました。2位には同じく地元のロセッティーが入りました。今回アバルトワークスからの参戦となったデュバルですが、ナイトステージでタイムを上げられずポイント圏外の10位に留まっています。

1 P.アンドレウッチ　　　　　　　　　207 S2000　　　　　　　　　　　　　　　　　　　+0.0
2 L.ロセッティー　　　　　　　　　　グランデプントS2000　　　　　　　　　　　　　+1.7
3 N.ブイヨー　　　　　　　　　　　　　207 S2000　　　　　　　　　　　　　　　　　　 +12.3
4 K.ミーク　　　　　　　　　　　　　　207 S2000　　　　　　　　　　　　　　　　　　　+22.5
5 F.ロイクス　　　　　　　　　　　　　207 S2000　　　　　　　　　　　　　　　　　　+23.8
6 R.トラバリア　　　　　　　　　　 　207 S2000　　　　　　　　　　　　　　　　　　　+31.9
7 P.ロンギ　　　　　　　　　　　　　ファビアS2000　　　　　　　　　　　　　　　　　+38.7
8 U.スキャンドラ　　　　　　　　　　グランデプントS2000　　　　　　　　　　　　　+59.3
9 E.チャントレ　　　　　　　　　　　　207 S2000　　　　　　　　　　　　　　　　　　　+1:04.4
10 F.デュバル　　　　　　　　　　　グランデプントS2000 　　　　　　　　　　　　　+1:16.2
11 J.ハンニネン　　　　　　　　　　ファビアS2000　　　　　　　　　　　　　　　　　+1：26.6

15 G.ウィルクス　　　　　　　　　　　サトゥリアネオS2000　　　　　　　　　　　　+2:07.0