
フォーミュラニッポン 最終戦 鈴鹿
今シーズンの最終戦となる鈴鹿は去年以来の2レース制が採用されました。
レース1のグリッドは昨日の予選Q1、レース2のグリッドはQ3のタイムで決定しました。
レース1ではポールからスタートしたデュバルが逃げる展開に。それを同じくチャンピオン争いの小暮選手、ロッテラーが追います。そしてレース9周目にトップのデュバルのマシンからオイルが噴出し始めます。後にミッションオイルと判明しますが、ただそれでも大きくペースが落ちることなく周回を重ねますが、後ろの小暮選手はオイルを浴びペースを上げることが出来ません。
そのためデュバルがトラブルを抱えながらも、優勝を飾り、チャンピオンに望みを繋ぎました。
レース1
1 L.デュバル DoCoMo TEAM DANDELION RACING
2 小暮 卓史 NAKAJIMA RACING
3 A.ロッテラー PETRONAS TEAM TOM'S
4 J.P.オリベイラ Mobil 1 TEAM IMPUL
5 大嶋 和也 PETRONAS TEAM TOM'S
午後に行われたレース2では、レース1と違いピットでタイヤ交換の義務が課せられるという規定が設けられました。
そしてスタートではポールのオリベイラが、ポジションを守りトップ、小暮選手もポジションをキープすることに。しかし2周目には小暮選手が、1コーナーで仕掛けトップに浮上。
その後は小暮選手が徐々に差を広げ逃げる展開に。レースは10周目にはピットがオープンし各車がピットに入り始め、その中で5位にいたデュバルがフロント1本交換という奇策に出て、結果的にポジションを1つ上げることに成功。
トップ勢では小暮選手が先にピットに、ここで小暮選手は給油をしたため軽めでのスタートだったということが判明しました、しかしここで痛恨のエンジンストールで大きくタイムをロス。
その後オリベイラがピットに入り、2本交換で楽々トップでコースに復帰しました。さらにロッテラーはその2周後にピットに入り、1本交換で小暮選手の前の2位でコースに戻ることに成功しました。
そしてこのままレースがフィニッシュし、オリベイラが今季2勝目を飾りました。
これによりオリベイラが今季のタイトルを獲得。さらにチームインパルも2008年以来のタイトル獲得となりました。
ルーキー・オブ・ザ・イヤーはナカジマレーシングの山本選手が獲得となりました。
レース2
1 J.P.オリベイラ Mobil 1 TEAM IMPUL
2 A.ロッテラー PETRONAS TEAM TOM'S
3 小暮 卓史 NAKAJIMA RACING
4 L.デュバル DoCoMo TEAM DANDELION RACING
5 山本 尚貴 NAKAJIMA RACING
情報 フォーミュラニッポン オフィシャルウェブサイト
motorsport forum
今年のFポンは毎レース色んなことがありましたね~。
しかも6戦まで勝者が毎回違うっていう白熱したシーズンでしたね!JRPとしても色んなレース方式をとってましたけど、いい方向に出てましたね。
個人的には小暮選手に獲ってもらいたかったですけど、うまくいきませんでしたね・・。
でもオリベイラも復帰したばかりでしたけど、安定して強さがありましたし、チャンピオンに値する走りでしたね。
来年は日本人ドライバー勢のチャンピオン奪回に期待したいですし、若手ドライバーもいい走りをしてますからね。あとJAF GPを通じて、Fポンのファンが増えてくれるといいですね!
そういえばレース後の星野さんのコメントがカッコよかったですね。レース馬鹿最高ですね!
Posted at 2010/11/07 18:08:08 | |
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Formula nippon | 日記