
F1の象徴的な存在であるフェラーリが、F1からの撤退を考えているようです。
その原因というのは来年からFIAが、F1参戦チームの増加を狙って導入する「予算ギャップ制」によるものです。この予算ギャップ制はFIAの定めた予算内(58億円)に収めれば、
エンジン使用数無制限、エンジンの回転数無制限、ギアボックス使用数無制限、フロント&リアウィングの可動、KERSの出力が2倍、テストの制限無し。
などのメリットがあります。しかしこれによって2段階のF1が存在してしまう恐れがあります。フェラーリはこの予算ギャップ制が採用されればF1から撤退することを正式に発表しました。あとBMW、レッドブル、トロロッソ、トヨタ、ルノーも同様に撤退する姿勢を見せています。
そしてモナコGPの際にFIAとFOTAで話合いが持たれるようです。
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これだけの行動を起こさないと動かないFIAの鈍感さには呆れます。さらにこの期に及んでバーニーは、フェラーリはF1を撤退しないと言い張っています。モズレーも前に「フェラーリがいなくてもF1は大丈夫だ」みたいなことを言ってましたが、そんなことを考えている人はモズレー以外いないでしょう。実際スペインGPの木曜のドライバーインタビューで、みんなフェラーリのいないF1は考えられないと言っています。
それは世界中のファンも同じ意見だと思います。あとはFIAがどんな姿勢を見せるかです。是非柔軟な対応を見せてもらいたいです。
Posted at 2009/05/13 22:05:36 | |
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F1 | 日記