
A.アラウージョが今季のPWRCチャンピオンに輝きました。
前戦のラリーオーストリアでは暫定チャンピオンを決めていましたが、今回正式にPWRC第5戦のアクロポリスでのアルアティアの失格が決まりました。
この失格になった原因となったのは、アルアティアのインプレッサのクランクシャフトがレギュレーション違反だったためです。この件に関してQMMF(カタール自動車連合)がチームの代わりに控訴していましたが、FIAがこれを却下しました。
これによりアラウージョがPWRC3年目で初のチャンピオンになりました。
アラウージョはラリーGBにエントリーしていますが、前戦のオーストラリアに急遽参戦したため既に6戦を消化したので、GBではPWRCのポイントを獲得することは出来ません。
そして今季のタイトルの可能性が消えたアルアティアですが、来季はファビアS2000への変更を考えているようです。その理由というのはS2000マシンとGr.Nとの差が大きいのが理由と見られています。
あとはアルアティアはVWのダカールチームに所属しており、そのスポンサーにレッドブルがついているため、P.サンデルと共にレッドブルラリーチームに入るのでは?というのも理由なようです。
ただ来期はGr.Nマシンも多少のパワーアップが図られる予定なので、その差を見て決めるようです。
今季のアラウージョはどのラリーでも安定してポイントを獲得していたのが、勝因だったのかも知れませんね。ただ話は変わりますが、結局アラウージョはエボⅩを投入しませんでしたね。本当ならポルトガルからエボⅩで参戦するはずだったんですけどね。
インプに比べてもエボⅩはあんまり普及してないですね。
Posted at 2009/10/10 15:18:57 | |
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WRC | 日記