
IRC第最終戦 MERC 第6戦 ラリーキプロス
今シーズンはWRCからカレンダー落ちとなったキプロスです。
そして今回は中東選手権との併催であるため、多くの中東系のドライバーのエントリーがありました。
ラリーは序盤からプロコップとアルアティアによるトップ争いが繰り広げられました。しかしDAY2に入ってSS10で、プロコップがドライブシャフトを破損し後退。そのためアルアティアが逃げ切り、IRC初優勝、中東選手権では2位に入ったアルマリとの差を詰めました。
地元の元ピレリスタードライバーのトマスは5位、2WD部門ではハントが優勝を飾りました。
1 N.アルアティア (MERC 1) フィエスタS2000
2 R.フェガーリ ファビアS2000 +30.7
3 M.プロコップ フィエスタS2000 +4:42.0
4 J.タラブス フィエスタS2000 +5:40.5
5 T.ニコス 207 S2000 +6:45.5
6 R.クレスタ ランサーエボⅨ +7:16.6
7 T.チャランボス ランサーエボⅩ +12:44.0
8 T.コンスタニョス ランサーエボⅨ +13:20.6
9 M.アルマリ (MERC 2) インプレッサWRX STI +14:50.3
10 P.パニコス ランサーエボⅨ +19:15.8
19 H.ハント (2WD 1) フィエスタR2 +32:49.9
リタイヤ
A.ミケルセン フィエスタS2000 [SS2 エンジン]
F.ヴィットマンjr 207 S2000 [SS9 ]
B.ブフィエ 207 S2000 [SS11 ]
APRC最終戦 ラリーチャイナ
APRCの最終戦はお馴染みの中国で行われる、チャイナラリーです。
そしてチャンピオン争いは田口選手、ギル、サンガーの3人に絞られていました。ただチャンピオンは意外な形で決まることとなりました。
まずポイントリーダーの田口選手がSS2でクラッシュ、これでタイトルは厳しいかと思われましたが、チームメイトのギルもクラッシュ、さらにサンガーもトラブルに見舞われ、
田口選手が9年ぶりに2度目のAPRCチャンピオンに輝きました。
ラリーは中国選手権のレギュラードライバーによって争われており、SWRCに参戦中のサンデルがトップに立ちますが、パンクで後退。そして優勝争いはヒギンズ兄弟が争いましたが、最終的には兄のマークが優勝を飾りました。
APRCのアジアカップのウィナーはクスコの炭山選手で、初優勝となります。APRCのメイン登録ではマクレーがトラブルもありながらも初優勝、プロトンにとっても苦しいシーズンで初めての優勝となりました。
1 M.ヒギンズ ランサーエボⅨ
2 P.サンデル インプレッサWRX STI +20.9
3 D.ヒギンズ ランサーエボⅨ +25.8
4 炭山裕也 (A 1) ランサーエボⅩ +3:57.7
5 A.マクレー (APRC 1) サトゥリアネオS2000 +4:27.4
6 C.アトキンソン (APRC 2) サトゥリアネオS2000 +6:17.2
7 J.ヴァリマキ ランサーエボⅨ +6:17.3
8 H.ホンジ (APRC 3) ランサーエボⅨ +10:24.0
リタイヤ
田口勝彦 (APRC) ランサーエボⅩ [SS2 クラッシュ]
G.ギル (APRC) ランサーエボⅩ [SS6 クラッシュ]
R.サンガー (APRC) ランサーエボⅨ [SS6 デフ]
P.フローディン ランサーエボⅨ [SS9 ]
柳澤宏至 (APRC) ランサーエボⅩ [SS10 ]
JRC最終戦 MSCC東京ラリー
全日本選手権の最終戦は福島県で行われました。
既にタイトルは決まりましたが、JN4車両は19台がエントリーと盛況を見せています。
ラリーは初日奴田原選手がトップを走り、今回スポット参戦となる鎌田選手が僅差で追う展開となりましたが、SS6で鎌田選手がパンクで後退。さらに奴田原選手はSS8でトラブルに見舞われ2位に落ち、トップは勝田選手となりました。
DAY2に入ってからは勝田選手が逃げ切り、今季6勝目を飾りシーズンを終えました。
奴田原選手は週末体調が優れない中2位に入りました。3位争いではパンクから追い上げた鎌田選手でしたが、福永選手が抑えきりました。
1 勝田範彦 インプレッサWRX STI
2 奴田原文雄 ランサーエボⅩ +16.2
3 福永修 ランサーエボⅩ +52.2
4 鎌田卓麻 インプレッサWRX STI +1:10.0
5 アヤベ マサシ インプレッサWRX STI +1:23.5
6 星野博 ランサーエボⅩ +2:05.4
7 杉村哲朗 インプレッサWRX STI +2:07.8
8 小舘優貴 インプレッサWRX STI +2:18.8
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