
F1 第9戦 British GP Final
多方の予想に反し、終始ドライでのレースが行われました。そのため全車タイヤ選択が自由となり、タイヤ選択が別れました。
スタートでは、ポールながらハードタイヤでスタートしたアロンソがホールショットを奪います。
その後ろでは、5番手スタートのマッサがポジションをあげます。さらにその後ろで母国GPのディレスタが接触により、いきなり脱落となってしまいます。
そして上位は順位変動の無い中向かえた1回目のピットストップでは、ソフトを履いた上位陣が先に入り、そのあとにトップのアロンソがハードのため遅れてピットに入ります。
この段階では、マッサとベッテルのポジションが入れ替わっています。
中段では、ピットアウトした直後のペレスとマルドナドが接触し、ペレスはここでリタイヤとなりました。
そして向かえた2回目のピットストップでは、アロンソはハード、ハードと繋いでいたためここでソフトを投入。その他の上位のドライバーはハードを最後に持ってきました。
アロンソはここまでレースをリードし続け、安泰かと思われていました。しかし最後の履いたソフトタイヤでのスティントでタイムの落ち込みが早く、見る見る内にウェバーに詰められていきます。
そしてレース終盤48周目に、DRSを使いウェバーがトップに浮上しました。
アロンソはウェバーについていくのは厳しく、後ろのベッテルにも詰められていきますが、ここはどうにか防ぎます。
結果、ウェバーが逆転で今シーズン2勝目を上げました。アロンソは終盤に苦しんだものの、ランキングトップを維持しています。
ベッテルは僅かに及ばず、3位となりました。
以下今季ベストのマッサに、ライコネン、グロージャンのロータス勢が続きます。
そして気がかりなのが、8位、10位とまさかの結果に終わってしまった母国のマクラーレン勢。さらに後方スタートから、ポジションを挽回していた可夢偉は、ピットでブレーキングでミスをし、クルーを轢いてしまうアクシデントもあり11位に終わりました。
情報 ESPN F1
アロンソはハードスタートながら、序盤も完璧でしたし、レースもこのままいくかと思いましたけど、最後のスティントであそこまでキツくなっちゃうとは残念でしたね。
ただウェバーもしっかり後ろにつけてましたし、今季2勝目ドライバーになったのは立派ですよね。
フェラーリ、レッドブルが調子いい中で、マクラーレンがパッとしなかったですね。
特にバトンは今回も不調を引きずっているようですし、マクラーレンはチャンピオン争いで置いてかれてしまうかもしれませんね。
そして可夢偉ですけど、あのポジションから頑張っていて、ピットでもできるだけ・・と思ったんでしょうけど、あそこであのミスは痛すぎますし、また悪い流れを断ち切れなかったとは本当に悔しいですね。
でもどうにかしてくれると信じたいですね!
1 M.ウェバー (KERS) レッドブル・レーシング
2 F.アロンソ (KERS) フェラーリ
3 S.ベッテル (KERS) レッドブル・レーシング
4 F.マッサ (KERS) フェラーリ
5 K.ライコネン (KERS) ロータス
6 R.グロージャン (KERS) ロータス
7 M.シューマッハ (KERS) メルセデスAMG
8 L.ハミルトン (KERS) マクラーレン
9 B.セナ (KERS) ウィリアムズ
10 J.バトン (KERS) マクラーレン
11 小林可夢偉 (KERS) ザウバー
12 N.ヒュルケンベルグ (KERS) サハラ・フォースインディア
13 D.リカルド (KERS) トロロッソ
14 J.E.ベルニュ (KERS) トロロッソ
15 N.ロズベルグ (KERS) メルセデスAMG
16 P.マルドナド (KERS) ウィリアムズ +1lap
17 H.コバライネン (KERS) ケータハム +1lap
18 T.グロック マルシャ +1lap
19 C.ピック マルシャ +1lap
20 P.デ・ラ・ロサ HRT +2lap
21 N.カーティケアン HRT +2lap
リタイヤ
S.ペレス (KERS) ザウバー [アクシデント]
P.ディ・レスタ (KERS) サハラ・フォースインディア [アクシデント]
V.ペトロフ (KERS) ケータハム [エンジン]
Posted at 2012/07/09 01:48:13 | |
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