
FIA-GT1が今シーズンで終了することとなりました。
1997年にスタートしたFIA-GT選手権。その後継イベントとして、2010年からスタートしたFIA-GT1選手権。今年からは去年までのGT1車両から、ツーリングカーを席巻しているGT3車両へとマシンをスイッチしました。
しかし、FIA-GT1を運営するSROの目論見とは違い、参戦チームは少なく、厳しい状況が続いていました。というのも、同じくSROが運営するブランパン耐久シリーズへとGT1時代のチームが移ったこと、さらには各国で開催されているGT3車両の盛り上がりの煽りを受ける形となっていました。
挽回を図ろうとしていたSROですが、今日来季のGT1シリーズの開催ができないことを発表。同時にFIA-GT3ヨーロッパ選手権の運営も行えないことを発表しました。
今後の展開についてはまだ不明な点が多く、今後の成り行きを見守る必要がありそうです。
情報 オートスポーツweb
endurance info
またFIAのGTシリーズが終わってしまいましたね・・。結果GT1、GT2、GT3とFIAが自ら生み出したシリーズをすべて自らの手によって葬ることになり、しかも今回は同じGT3を使用するシリーズの存在に潰されることになるとは皮肉としか言い様がないですね。
ただそれだけ現在のヨーロッパの状況が厳しいということもありますし、現在盛況のブランパンもSROが運営していることを考えると、GT3バブルの崩壊というのもすぐそこまでやってきているのかもしれませんね。
それこそ、FIA-GTは過去にも色々とマシン規定の廃止の歴史を乗り越えてきましたが、今回はシリーズが終了してしまったという点は非常に残念ですね・・。
今後の展開がどうなるかはまだ見守っていくしかなさそうですね。
Posted at 2012/07/19 21:28:43 | |
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