1 S.ローブ DS3 WRC
2 J.M.ラトバラ フィエスタRS WRC +7.0
3 M.ヒルボネン DS3 WRC +1:46.8
4 M.オストベルグ フィエスタRS WRC +1:56.4
5 J.ニカラ ジョンクーパーワークスWRC +16:07.9
6 C.ブリーン (SWRC 1st) フィエスタS2000 +18:10.4
7 C.アトキンソン ジョンクーパーワークスWRC +19:14.7
8 P.G.アンダーソン (SWRC 2nd) サトリアネオS2000 +20:16.1
9 D.ソルド ジョンクーパーワークスWRC +25:40.6
10 E.ノビコフ フィエスタRS WRC +25:46.6
11 P.ソルベルグ フィエスタRS WRC +26:05.6
12 T.ヌービル DS3 WRC +26:23.7
13 M.プロコップ フィエスタRS WRC +26:49.4
14 Y.アル・ラジヒ (SWRC 3rd) フィエスタRRC +30:44.5
15 D.オリベイラ フィエスタRS WRC +31:22.2
16 A.フィッシャー (SWRC 4th) サトリアネオS2000 +31:39.7
17 A.アル・クワリ ジョンクーパーワークスWRC +32:56.8
18 B.グエッラ (PWRC 1st) ランサーエボⅩ +33:25.4
19 E.G.オジェダ (class5
1st) DS3 R3T +35:24.7
20 H.パッドン (SWRC 5th) ファビアS2000 +36:37.5
リタイヤ
H.ヴェイスjr DS3 WRC [SS15 アクシデント]
O.タナク フィエスタRS WRC [SS16 アクシデント]
A.ロベイラ (SWRC) グランデプントS2000 [SS17 アクシデント]
power stage SS16 4.11km
1 J.M.ラトバラ [
3pts]
2 D.ソルド +0.1 [
2pts]
3 S.ローブ +1.4 [1pt]
WRC第13戦 Rally RACC Catalunya DAY3
フォードワークスチームにとって、ローブにとってはフル参戦のラストラリーとなった今回のカタロニア。
DAY1では、完全グラベルでのSSとなりましたが、降雨により難しいコンディションとなり多くのドライバーがリタイヤに。そこには母国ラリーのソルド、フォードのラストだったもののミスを喫したペターなど上位のドライバーも脱落。
一転完全ターマックのDAY2では、初日混乱の中をトップで終えたオストベルグに対して、ローブやラトバラがパス。
オストベルグはタイヤ選択に失敗し、タイムが上がらずポジションを落としてしまいます。
トップ争いでは、ローブがラトバラとの差を30秒とします。
そして向かえた最終日では、ラトバラが徐々にローブとの差を詰め、SS17では10秒を切るところまで接近し、最終SSに。しかしローブは7秒差で堪えきることに成功し、自身フル参戦ラストのシーズンを締めくくる通算76勝目を飾りました。
ラトバラは初日の遅れが悔やまれますが、確実に今シーズンのターマックでの成長を見せつけVWへと移籍を向かえます。
3位には、今回も並に乗れなかったものの、ポディウムだけは逃さなかったヒルボネン。初日好走でトップだったものの、ターマックでのペースが足りずに苦しんだオストベルグが4位。
5位には、必死に資金を集め初めてのWRカードライブとなったニカラが、しぶとく生き残りました。

SWRCでは、チャンピオンを争う3人のうち、P.Gとアル・ラジヒがトラブルに見舞われ後退。これにより、ポイントリーダーのブリーンがリード。
P.Gは必死にトップのブリーンとの差を詰めるべくプッシュしますが、タイム差は大きくブリーンが今季4勝目を飾り、去年のアカデミーに続きSWRCでもチャンピオンへと輝きました。
P.Gは2位、3位はアル・ラジヒとランキング通りのポディウムとなりました。

PWRCでは、初日にリガトがグラベルで好走を見せトップに立ちます。しかしDAY2ではブレーキトラブルに見舞われ、ポジションを落とします。
そこでトップに立ったのは、グエッラが大幅なリードを確保します。しかし3位まで後退したリガトも踏ん張り、2位まで浮上しグエッラにプレッシャーをかけます。
それでもグエッラはリードを保ち、今季3勝目でPWRCの名前が終わる今年の最後のチャンピオンへとなりました。
WRCアカデミーでは、既にチャンピオンが決定している中、地元のスアレスが独走で今季初優勝を飾りました。
チャンピオンのエヴァンスは初日のトラブルもあり、3位でフィニッシュしています。
情報 ewrc result
rallymania
wrc.com
とうとう今年のWRCも終了しましたね。
今回はローブのセミリタイヤとフォードワークスの最後となりましたけど、ローブに始まりローブに終わるようなここ数年でしたねw
まだローブ自体は来年も出てくれますが、万全の状態のローブと真っ向勝負できる機会は今回までですし、そこでラトバラは勝って欲しかったですね。
でも勝てないにしても、ターマックであそこまでギャップがありながらも詰めることが出来たのは、フォードにとっても最後のプレゼントになったかもしれませんね。
来年はVWが参戦し、シトロエンはヒルボネンのチームとなり、チームメイトはどうやらここ数日で発表するようですし、M-sportはカタールの支援を受けるなどローブがいなくなったWRCは新たな時代を迎えそうですし、来年も楽しみですね!
Posted at 2012/11/12 01:22:06 | |
トラックバック(0) |
WRC | 日記