
スーパーフォーミュラの新たなマシンが産声を上げました。
アジアへと進出を目指し、スーパーフォーミュラへと名称を変更した日本のトップフォーミュラ。
マシンの面では、FN09として使用してきたスイフト製シャーシをSF13として引き続き使用しています。
しかし来シーズンは09年以来のニューマシン投入となります。
SF14と名付けられた次期マシンは、現在ワンメイクフォーミュラを席巻しているダラーラが開発を担当。
このSF14は「クイック&ライト」をモチーフにしており、SF13より具体的に2秒程のタイムアップを目指しています。

SF14の主な特徴としては
・カーボンブレーキの搭載
・SF13より60kg以上の軽量となり、F1以外では最軽量。
・2010年規定のF1と同じ安全基準をクリア
・F1やGP2を彷彿とさせる、幅広のフロントウィングと幅の狭いリアウィング
・リアウィングと連結しているディフューザー
・NRE(ニッポン・レース・エンジン)を搭載
となっており、特にシャーシ以外でも大きな注目を集めているNRE。
NREとはニッポン・レース・エンジンの略であり、来季からSUPER GTでも投入される日本独自のエンジン規定となっています。
2.0ℓ直噴ターボのNREは、550psを叩き出しながらも燃費に優れています。さらに燃料の流入量の規制を導入し、効率的なエンジン開発が求められるため、市販車との繋がりも生まれることになります。
そして今回富士スピードウェイで行われたシェイクダウンでは、トヨタエンジン搭載車に中嶋一貴、ホンダエンジン搭載車は伊沢拓也がドライブしました。
テストは2日間に渡って行われ、中嶋が1:24.697というベストタイムをマーク。このタイムは去年のQ1でのタイムを上回っており、今後の開発に期待を持たせる結果に。
情報 オートスポーツweb
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Posted at 2013/07/12 22:20:25 | |
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