
スーパーフォーミュラの新時代が始まります。
去年から名称を変更し、新たなスタートを切ったスーパーフォーミュラ。
向かえた2014シーズンからは、マシンもSF14へとスイッチし名実ともに新シリーズとして開幕します。
今シーズンは7戦で行われ、第2戦富士と最終戦JAF鈴鹿GPでは2レース制となります。
4/12〜13 鈴鹿サーキット
5/17〜18 富士スピードウェイ (2レース)
7/12〜13 富士スピードウェイ
8/23〜24 ツインリンクもてぎ
9/13〜14 オートポリス
9/27〜28 スポーツランドSUGO
11/8〜9 鈴鹿サーキット (2レース)
レース放映はJsportsで予選、決勝が生放送となり、ダイジェスト放送としてBSフジとフジテレビNEXTでも番組が放送されます。
マシンは刷新されたダラーラ制のSF14に、トヨタとホンダが開発した2ℓターボのNREが搭載されます。
シャーシとエンジンの両方で軽量化が行われた結果、660kgとF1やインディカーなどのビッグフォーミュラでは最軽量を実現しています。
またNREの燃料流量規制により、エコでありながらハイパフォーマンスなエンジンの開発が促され、今後の市販車へのフィードバックが期待されます。
続いて参戦するチーム、ドライバーの紹介です。
チーム無限 [ホンダ HR-414E]
1 山本尚貴 2 中山友貴
昨シーズン悲願のチャンピオンを獲得した山本尚貴。オフシーズンにはGP2転向も噂されていましたが、結果的には日本に残ることに。そのため2連覇を目指します。
チームメイトにはリアルから中山が移籍しGTと同じ無限へ。
KONDO RACING [トヨタ R14A]
3 J.ロシター
昨シーズンまで安田がドライブしたましたが、今年はロシターが加入。チームとしては長く表彰台から遠ざかっており、マシンが変わりロシターが加入した今年躍進が期待されます。
KYGNUS SUNOCO Team LeMans [トヨタ R14A]
7 平川亮 8 L.デュバル
デュバルが久しぶりの勝利をもたらした昨シーズン。今年はデュバルの全戦参戦が決定し、チームにとって久しぶりのチャンピオンを目指します。平川はルーキーシーズンで高いパフォーマンスを見せたものの、表彰台がなかったため今年に掛ける思いも人一倍。
HP REAL RACING [ホンダ HR-414E]
10 塚越広大 11 V.リウッツィ
フルシーズンで2台体制を敷いたものの、大苦戦となった昨シーズン。今年は塚越のチームメイトにリウッツィが加入。リウッツィにとっては2011年のF1以来のフォーミュラでのレースに。
塚越にとっても負けられないチームメイトの加入となり、チーム内でのバトルが期待されます。
KCMG [トヨタ R14A]
18 中山雄一
過去2シーズンポイントがなく最下位に沈んでいるKCMGは、去年のF3チャンピオンの中山を獲得。テストでは好位置につけておりルーキーながら上位を目指します。
Lenovo TEAM IMPUL [トヨタ R14A]
19 J.P.オリベイラ 20 N.カーティケヤン
去年初めて優勝のないシーズンを過ごしてしまったインパルでは松田次生がシートを失い、ここに13年ぶりの復帰となるカーティケヤンが加入。
シート獲得の決め手となったのはオフテストでの好走でした。
レノボのサポートも継続となり、屈辱のシーズンからの巻き返しが期待されます。
NAKAJIMA RACING [ホンダ HR-414E]
31 中嶋大祐 32 小暮卓史
復活の兆しが見えた昨シーズンから、ドライバーは変更がなくポディウムも経験した大祐と小暮で臨みます。
PETRONAS TEAM TOM’S [トヨタ R14A]
36 A.ロッテラー 37 中嶋一貴
チームタイトルは獲得したものの、ロッテラーは欠場が響きランキング2位だった昨シーズン。今季はダブルタイトルを目指し磐石の体制を維持します。
P.MU/CERUMO·INGING [トヨタ R14A]
38 石浦宏明 39 国本雄資
去年のJAFGPで初優勝を飾り勢いに乗る国本のチームメイトには、GT500チャンピオン平手に変わって開発力を評価された石浦がフォーミュラ復帰を果たします。
DOCOMO TEAM DANDELION RACING [ホンダ HR-414E]
40 野尻智紀 41 武藤英紀
2012シーズンにはタイトルを獲得しながら、去年は苦戦を喫したダンデライアン。GP2に参戦する伊沢に代わってチームに加入したのは、F3を戦っていた野尻。
テストでは苦戦するホンダの中でも好調を見せており、順応を見せています。
TOCHIGI Le Beausset Motorsports [トヨタ R14A]
62 嵯峨宏紀
今年で4シーズン目となるルボーセは変わらず嵯峨での参戦。ここまでノーポイントのチームにとってマシンが変わる今シーズンは大きなチャンスの年となり、嵯峨もF3でダラーラの経験が豊富のためSF14にも良い感触を掴んでいます。
情報 オートスポーツweb
super formula