
岡山でスーパーフォーミュラ今季最後のテストが行われました。
今回のテストはルーキーテストとメーカーのエンジン開発テストを同時に行ったものです。そのためレギュラードライバーは開発車両でのみドライブでき、それ以外はルーキー及び今季参戦していないドライバーが参加することに。その中で一番の注目となったは、今季ケータハムからF1に参戦していた小林可夢偉がチームルマンからの参加でした。あくまでトヨタからSF14のインプレッションしてもらうという趣旨での参加であり、本人はまだ来季については様々な可能性を探っているとのことです。
参加リスト
00 中嶋一貴 トヨタテストカー [トヨタ]
05 佐藤琢磨 ホンダテストカー [ホンダ]
2 F.ライマー TEAM 無限 SF14 [ホンダ]
3 佐々木大樹 フジ・コーポレーション KONDO SF14 [トヨタ]
10 金石 年弘 HP SF14 [ホンダ]
11 桜井 孝太郎 HP SF14 [ホンダ]
18 松田 次生 KCMG Elyse SF14 [トヨタ]
20 J.マーデンボロー Lenovo TEAM IMPUL SF14 [トヨタ]
31 B.バゲット NAKAJIMA RACING SF14 [ホンダ]※
※バゲットは32号車にも搭乗。
2日間のセッションでは、初日はドライで走行が行われ早速レコードタイムでの走行となりました。
初日トップに躍り出たのは可夢偉でした。また今回はルーキーテストということもあり、実戦では使用できないタイヤウォーマーも使用可に。可夢偉に続いたのはテストカーをドライブする琢磨。
午後になっても可夢偉はトップのまま走行を続け、最後には11秒台にまで突入し非公式のコースレコードを叩き出しました。
可夢偉は初日に6セット中、5セットのニュータイヤを投入するなど積極的にタイムアタックを行いました。
2番手に続いたのは、GTアカデミー出身で今季はGP3にも参戦したマーデンボロー。
2日目は生憎のウェット。そのコンディション下の午前中にトップに立ったのはマーデンボロー。午後になると路面も徐々に回復し、終盤にはスリックでのタイムアタックとなりますが赤旗が連続しなかなか満足にアタックできない状況となります。
結果的に可夢偉が2日目もトップで締め、初めてのスーパーフォーミュラのテストを終えました。
可夢偉によるSF14のインプレッションは
トヨタの特集サイトで読むことができます。

また今回のテストでは、マーデンボローの評価が高く、インパルの星野監督もドライビングを賞賛し来季どのカテゴリーに乗るのか注目されるところです。

そして可夢偉と並び日本を代表するF1ドライバーの一貴と琢磨がそれぞれドライブした開発車両では、来季に向けたエンジンの開発をメインに行いました。
岡山テスト
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Posted at 2014/12/12 23:06:47 | |
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