弱いチームのブログ一覧

フランス法廷はフェラーリのFIAに対する請求を棄却されました。

フランス法廷は予算制限のレギュレーションを変更する正当な理由が無い、としてフェラーリの請求を棄却しました。
さらにフェラーリが主張していた、FIAに対する拒否権は既に効力を失っているということです。
今後レギュレーションに反対するチームは数日で対策を考える必要があります。ただ今回の判決はフェラーリのFIAに対するものなので、今後FIAとFOTAによる話し合いが行われる模様です。

さすがにここまで来ると最悪の展開が訪れそうです。まだ何も分かりませんがフェラーリや反対派のチームにとって厳しい状況です。
そんな中新規参戦チームがリークされたようで、8チームになりそうです。ですが自動車メーカーがメルセデスとBMWというのはあまりにも味気ないので、どうにかなってほしいです。

今シーズンアダプタWRTからWRCに参戦しているマッズ・オストベルグは、今週末から開催されるラリーサルディニアで彼女とのコンビで参戦するようです。

今までオストベルグのコドライバーを務めていたオレ・クリスチャン・ウンネルドが引退を決めたことから、PWRCなどでコドライバーとのしての経験を持つ彼女のベロニカが選ばれたようです。
今のところはサルディニアのみということですが、今後変わりのコドライバーが見つからなければこのまま続けることも考えているようです。

彼女がコドライバーとういのはどうなんでしょうかね？でも夫婦でのコンビも珍しいこでは無いでしょうし、以前ローブがローカルラリーに出たときに奥さんがコドライバーを務めたこともあったので、ラリーがきっかけで出会ったりすることが多いんですかね。
オストベルグはインプレッサWRC2008に慣れてきたようなので、今回もJSPORTの番組にたくさん写るように活躍して欲しいです。

スペインとアメリカで行われたラリーの結果です。

まずはスペインで行われたスペインターマック選手権カンタブリアラリーで、昨年のチャンピオンのエンケリ・ガルシア・オジェダが優勝しました。
カンタブリアラリーでは現WRCドライバーのダニエル・ソルドが0カーをドライブして、話題を集めました。
オジェダは雨が降ったりと荒れたコンディションの中、S2000マシンやザビエル・ポンズの駆るランエボⅩなどを振り切り、2位に50秒差をつけてプロドライブ製インプレッサSTI2009のターマック初優勝も飾りました。
スバルラリーチームスペインは今年発足したチームで、グラベル選手権では去年スバルWRTからターマック2戦に出場したブライス・ティラバッシが優勝を収めており、好成績を残しています。



次はアメリカで行われたアメリカ選手権第4戦オレゴンラリートレイルラリーで、昨年のチャンピオンのトラビス・パストラーナが優勝しました。
パストラーナはランエボⅩのターナー・ファウストに1分差をつけて、今季3勝目でランキングトップに躍り出ました。

マシンを見るとリアにWRカーと同じような、ウィングが付いています。アメリカ選手権では少しの改良が許可されているんですかね？

BMWザウバーからF1に参戦しているニック・ハイドフェルドが、スペインGPである記録を更新しました。

ハイドフェルドはミハエル・シューマッハが持っていた、連続完走記録(完走扱いは除く)を25回に更新しました。それを自身の誕生日のスペインGPで、大幅にアップデートを受けたF1.09でポイント獲得と同時に達成しました。
ハイドフェルドは2007年の日本GPでリタイヤして以来、2008年は22人中唯一一度もリタイヤしませんでした。

あまりニュースになってないですが、これはかなり凄いことだと思います。ニックの能力とBMWの信頼性の結果ですね。
今年は去年以上に厳しそうですが、意外と人気があるので頑張ってほしいです。

あるインドネシア人のラリードライバーが話題になっています。

それはショーン・ガラエルという弱冠13才のドライバーで、ショーンはインドネシアで行われたKFCジュニアラリースプリントで2連勝を果たしました。
マシンはPWRCで使用されているのと同じスペックのインプレッサSTIです。
彼はコドライバーとしての才能もあるようで、APRCチャンピオンのクロッカーのコドライバーとして、インドネシア選手権で優勝に導いた経歴があります。あとプロドライブのテストドライバーのコドライバーを務めていたこともあるそうです。
速さは見せていますが、残念ながらインドネシア選手権の参加年齢に達していないので、今年はコドライバーとしてインドネシア選手権に参戦するようです。

最近では20才のミケルセンなんかも活躍していますが、13才はさすがに驚きです。今後APRC辺りに出てくるんでしょうかね？これから楽しみな存在です。