
PWRC第7戦ラリーオーストラリア
今回は地元ドライバーや、強力なアジア・オセアニア地域のドライバーが出場しました。
そしてラリーは序盤からメイソンとプロコップの2人によるトップ争いが繰り広げられました。DAY1はメイソンがトップでフィニッシュしましたが、DAY2以降プロコップが追い上げ結果的にプロコップが去年のニュージーランド以来の優勝を飾りました。
2位には母国のニュージーランドに似たコースのため速さを見せ、アルアティアの代役をして見事な活躍を見せたメイソンです。
3位は直前にマシンが届かずにラリー参戦が危ぶまれた、APRC3年連続チャンピオンで地元のC.クロッカーでした。クロッカーはDAY1で遅れましたがその後ポジションを上げ、PWRC初表彰台を獲得しました。
主なリタイヤ組みでは、今回WRCデビュー戦となったカローラS2000ですが、クラッシュし完走はなりませんでした。あとグランデプントS2000で参戦したB.ソウザはいいペース走っていましたが、SS20でクラッシュを喫しました。
さらにタイトルの可能性を残していたE.ブリニルドセンはエンジントラブルでした。あと今回軽量化モデルをデビューさせた新井選手ですが、4位走行していた最終SSでマシントラブルでリタイヤと残念な結果に終わりました。
そして今回急遽オーストラリア参戦を決め初のタイトル獲得を狙ったアラウージョは、エンジンの問題があったり、転倒があったりとあまくことが進みませんでしたが、最終SSで新井敏弘がリタイアしたため4位に入りました。
これで計算上次のGBで仮にアルアティアが優勝しても、1ポイント足りずアラウージョがタイトルを決めました。ただこれはアクロポリスでのアルアティアの失格が確定しないといけません。もしアルアティアの控訴が認められた場合はタイトルはGBまで持ち越されます。
1 M.プロコップ (ランサーエボⅨ) M.プロコップ +0.0
2 R.メイソン (インプレッサWRX STI) ブラワラリーチーム +42.2
3 C.クロッカー (インプレッサWRX STI) シェージモータースポーツ +1:35.3
4 A.アラウージョ (ランサーエボⅨ) エラーニグループsrl +4:08.1
5 S.テイラー (ランサーエボⅨ) S.テイラー +5:39.1
6 G.リナリ (インプレッサWRX STI) G.リナリ +30:01.6
Posted at 2009/09/07 19:28:40 | |
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