
F1第15戦 Japanens GP
鈴鹿50周年というメモリアルの日本GPではやはり見せてくれました。
注目のスタートでは、ポールスタートのベッテルはホールショット。そして可夢偉は今回は抜群のスタートでウェバーをパスします。
そして1コーナーでは、まずライコネンにタイヤをカットされアロンソがまさかのリタイヤに。さらにグロージャンがウェバーに追突し、ウェバーは最後尾へ。そこにロズベルグも絡まれ、ロズベルグはリタイヤとなり、ここで早速SCが導入されます。
この一件の出来事で、グロージャンには重い10秒ストップのペナルティが課されます。
そしてSCがアウトしてからは、トップのベッテルが一歩抜けたペースで可夢偉を引き離します。2位の可夢偉はタイヤと3位のバトンを気にしながらの走行となります。
まず上位陣で最初のピットに動いたのは、可夢偉を抜けずにいたバトンです。それを見たザウバーは可夢偉を次の周にピットインさせどうにかポジションをキープします。
しかしバトンの後ろにいたマッサがステイアウトし、18周目にベッテルと同時にピットすると、マッサはバトンと可夢偉を一気に抜き、2位に浮上します。
19周目にはポジションを落としたものの、速いペースで追い上げていたペレスがヘアピンでオーバースピードで突っ込みグラベルにはまり痛恨のリタイヤに。
トップ争いでは、ベッテルがハイペースで逃げますが、アロンソをサポートするべくマッサも意地を見せ同じペースで周回を重ねます。
3位争いの可夢偉はマッサのペースにはついていけず、逆にバトンとのレースが続きます。
そして2回目のピットタイミングでは、タイヤに苦しんでいた可夢偉が真っ先にピットに入ります。
その後バトン、マッサ、ベッテルの順番でピットを済ませますが、順位変動はありません。
トップのベッテルとマッサでは大きな差があり、終盤の注目はバトンと可夢偉によるポディウム争いでした。
早めにピットに入った可夢偉に対して、バトンはグングンと差を縮め、ラップごとに可夢偉の後ろにヒタヒタと近づきます。残り2周の時点で遂にDRS圏内までバトンが近づき、万事休すかと思われました。
そんな中トップでフィニッシュしたのは、鈴鹿を大の得意とするベッテルでした。
ベッテルは今回アロンソのリタイヤを受けて、なんと一気に4ポイント差まで接近しました。2位には2010年の韓国GP以来の久しぶりの表彰台を獲得してみせたマッサ。
そして可夢偉が因縁のライバルバトンを抑えきり、自身初となる表彰台を母国鈴鹿で獲得しました。これは日本人最高位タイとなり、50周年の鈴鹿を熱狂させました。
以下4位バトン、ハミルトンは全く速さを見せることができず5位。1周目で後退したウェバーは9位までポジションを上げました。
鈴鹿ラストランのミハエルは、惜しくも11位に終わりました。
情報 ESPN F1
gpupdate
まずベッテルにとっては最高の週末となりましたね!
ペースは圧倒的でしたし、何よりアロンソがリタイヤし、ポイント差も4ポイントまで縮めて完全に流れを変えましたね~。
マッサも2位ではありましたが、レースではベッテルと同じようなペースを刻む時間帯が多かったですし、ベッテルを食うという仕事はできなかったものの、いい走りを見せてくれましたね。
何よりマッサの笑顔が見れて良かったですw
そして何より可夢偉ですね!今回はベッテルがぶっちぎって、マッサもそこそこ速かったので優勝争いとはなりませんでしたけど、終盤はペースに勝るバトンを数周長く使ってるタイヤで抑える姿は本当にヒヤヒヤしましたねw
それも相手が何かと節目で可夢偉に近くにやってくるとバトンというのも何かの縁ですかね。
今回はしっかり上位でスタートして、その上同じ作戦の真っ向勝負を勝ったわけですし、大きく評価できるポイントですし、3位でとどまるドライバーではないですから、今年まだまだ行って欲しいですね!
1 S.ベッテル (KERS) レッドブル・レーシング
2 F.マッサ (KERS) フェラーリ
3 小林可夢偉 (KERS) ザウバー
4 J.バトン (KERS) マクラーレン
5 L.ハミルトン (KERS) マクラーレン
6 K.ライコネン (KERS) ロータス
7 N.ヒュルケンベルグ (KERS) サハラ・フォースインディア
8 P.マルドナド (KERS) ウィリアムズ
9 M.ウェバー (KERS) レッドブル・レーシング
10 D.リカルド (KERS) トロロッソ
11 M.シューマッハ (KERS) メルセデスAMG
12 P.ディ・レスタ (KERS) サハラ・フォースインディア
13 J.E.ベルニュ (KERS) トロロッソ
14 B.セナ (KERS) ウィリアムズ
15 H.コバライネン (KERS) ケータハム +1lap
16 T.グロック マルシャ +1lap
17 V.ペトロフ (KERS) ケータハム +1lap
18 P.デ・ラ・ロサ HRT +1lap
19 R.グロージャン (KERS) ロータス +2lap
リタイヤ
C.ピック マルシャ [メカ二カル]
N.カーティケアン HRT [メカニカル]
S.ペレス ザウバー [コースオフ]
F.アロンソ (KERS) フェラーリ [アクシデント]
N.ロズベルグ (KERS) メルセデスAMG [アクシデント]
Posted at 2012/10/07 21:10:29 | |
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